
■TOEICでうまく時間配分ができない
■リーディングで毎回「時間切れ」になる
■時間切れにならないコツを教えてほしい
TOEICで多くの人が悩む「リーディングの時間配分」
リスニングはみんな同じテンポで解けますが、リーディングは自分で時間配分を決める必要があるんです。
とはいえ、大半が最後まで解けずに「塗り絵」になってしまいます。
そこで今回、ここでお話をするテーマは
- リーディングの時間配分【パート別に解説】
- 時間が足りない・時間切れになる原因
- Part7から解くメリットはあるのか
この3点。
今現在、リーディングパートの時間配分で悩んでる人の参考になればと思います。
もくじ
リーディングの時間配分【パート別に解説】
リーディングの時間配分はザックリこんな感じ。
パート/時間と問題数 | 時間 | 問題数 |
パート5 | ・10~15分 | ・30問 |
パート6 | ・10~15分 | ・16問 |
パート7 | ・55~60分 | ・54問 |
時間の配分は、目標スコアによって変わるので、自分に合った配分をしてもらえればOKです。
またオススメとして「時間配分をアナログ時計でイメージしておく」といいですよ。
目でサッと見て、どれくらいの時間をかけたか分かるほうが楽なので。
TOEIC(Part5)の時間配分
Part5を解いていく中で意識するのはこの3点。
- Part5は「30問を10~15分」で解く
- なるべく訳さずに解く練習をする
- 設問によって時間配分を変えていく
それぞれ順番に解説していきます。
①Part5は「30問を10~15分」で解く
Part5では、30問ある問題を10~15分で処理します。
10分でやるなら「1問=20秒」15分でやるなら「1問=30秒」ほど。
とはいえ、設問によっては「数秒」で終わるものもあります。
なので、厳密にこの時間で解く必要はないですね。
早く処理できれば、そのぶん後半のために時間を残せますよ。
②なるべく訳さずに解く練習をする
Part5を解くのに時間がかかるという人は、あまり訳さずに解く練習をオススメ。
逆に毎回、訳して解いてるとまず時間が足りなくなります。
早く解くコツや解き方については
こちらで解説してるので、参考にどうぞ。
大事なことなのでもう1度言いますが、Part5はあまり訳さずに解きましょう。
基本的に文法の知識を試されてるので「形を意識」するだけで、時間短縮が出来ますよ。
③設問によって時間配分を変えていく
①で言いましたが、Part5は「設問によっては即解ける」ものもあります。
加えて、大半は日本語に直さなくても解けるものばかりです。
なのですぐ分かれば秒で解き、文脈で判断する必要があるのは、少し時間を使うなど。
うまく工夫して、Part5は処理していきましょう。
TOEIC(Part6)の時間配分
Part6を解いていく中で意識するのはこの3点。
- Part6は「16問を10~15分」で解く
- 文法問題はサクッと解く
- 挿入問題に時間をかけすぎない
それぞれ順番に解説していきます。
①Part6は「16問を10~15分」で解く
Part6では、16問ある問題を10~15分で処理していきます。
10分であれば「1問=35~38秒」15分であれば「1問=56秒」ほど。
Part6については、これくらいを目安に解いていきます。
②文法問題はサクッと解く
Part6でも文法問題は「12問」あるので、ここはサクッと解きたいところ。
それこそPart5のように、数秒で処理できれば、後半のために時間をかなり節約できます。
とはいえ、Part6は「長文に絡めた文法問題」が出るので...
基本的には、英文を順番に読みながら解いていくのがベストかと思います。
Part6のコツや解き方については
こちらで解説しています。
③挿入問題に時間をかけすぎない
Part6では「挿入問題に時間を使いすぎない」ことが大事です。
おそらくPart6は、文を挿れる問題で時間を使いすぎてしまうので。。。
問題を解くなかで、内容が分かりにくい、話の展開がつかみにくいと感じたら深追いしないこと。
あとの問題のために「適当にマークする」という勇気も大事ですね。
TOEIC(Part7)の時間配分
Part7を解いていく中で意識するのはこの3点。
- Part7は「54問を55~60分」で解く
- パート7は「1問=1分」の感覚で解かない
- 捨てるべき問題は捨てる
それぞれ順番に解説していきます。
①Part7は「54問を55~60分」で解かない
Part7では、54ある問題を55~60分で解く必要があります。
1問あたり約1分ほどを目安にしてもらえればOKです。
②パート7は「1問=1分」の感覚で解かない
パート7は「1問=1分」の感覚で解けるのですが。。。
実際にそううまくいかないので「1分×設問の数」でその長文を処理すればOKです。
Part7は「シングル・ダブル・トリプルパッセージ」まであるので...
試験の前に、解き方やコツについては目を通しておくといいですね。
こちらでPart7全体、パッセージごとの解き方について触れてます。
参考になる点もあると思うので、1度チェックしてみてください。
③捨てるべき問題は捨てる
何気に大事なのが「捨てるべき問題は捨てる」意識をもつこと。
身も蓋もないですが、わからないときは本当にわからないものなので。
時間配分のリズムを崩してまで、1問に時間をかけるのはリスク大です。
であれば、1つの難問は適当にマークして、他の問題でスコアを取りにいくべきかと。
悪問であれば、TOEIC側でノーカウントになる可能性もありますからね。
時間が足りない・時間切れになる原因まとめ
上で触れた内容も含めて「時間が足りない・時間切れの原因」をまとめました。
もし当てはまるものがあれば、改善をしていきましょう。
- 日本語に訳して解いている
- 捨てるべき問題を判断できない
- 返り読み・戻り読みすることが多い
- 設問を先に読まずに本文を読んでいる
Part7から解くメリットはあるのか
個人的には「自分の集中力と相談して決める」のがベストだと思います。
これに関しては、その人次第によるところが大きいですね。
TOEIC(R)のreading
苦手な私が思うに
①part5から順に解く
②part7を先に解く試しに両方やった
長文苦手あるいは集中力が続かないなら
part7から食い始める方が良いと思う
part7を先に食い終わればエネルギー残存量厳しくても
絶対part5/6を食い尽くす!と思える
いずれにせよ嫌いだ#TOEIC
— Tomy@English (@Tomy_English) January 5, 2018
リスニングを終えて「精神的にキツイ」ならパート5から解く。
「少しくらいならまだ頑張れる」ならPart7から解く。
こんな感じで、自分の集中力と相談して解き方を変えるのがいいですよ。
【まとめ】TOEICは「時間配分に解く練習」がカギです
ここまで「TOEICの時間配分」について解説しました。
主に悩むのは「Part7」だと思いますが、全体的に「時間内になんとか解き切る」練習がカギだと思います。
とはいえ、実際の試験でやるのは難しいと思うので。。。
問題集を何回もやって、時間内に解く感覚を知っておくのも大事なのかなと。
普段の演習でも、時間を意識して解いてみるのもいいと思いますよ。