TOEICの平均点を大学別に知りたい
大学生は平均点いくつあると就活でアピールできるかな
社会人とか日本自体の平均点も気になる…
こんな疑問に答えようと思います。
大学生になると、就活を意識して資格の勉強をはじめる大学生が増えます。
特にTOEICは英語力をアピールするのにうってつけです。
とはいえ、大学別にTOEICの平均点ってなかなか公開されてないんですよね。。。
また就活をする上で、社会人や新入社員の平均点も気になる人もいるのではないでしょうか。
そこで今回お話するテーマはこの3点について。
- 大学別のTOEIC平均点【※大学生は公式を見るべき】
- 大学生の平均点と目指すべきスコア【※就活生は必見】
- 日本のTOEIC平均点
ちなみにこの記事を書いてる自分は、大学生のとき語学大学にいました。
大学別の平均ということで、過去に掲載された情報を紹介しますが…
あくまで「目安」程度に見ておくことをオススメします。
(※語学大学のTOEIC事情を含めて、この後で理由を解説しますね)
もくじ
-
大学別のTOEIC平均点【※大学生は公式を見るべき】
- ①大学別にみんながTOEICを受けてるわけじゃない
- ②TOEICの形式が2016年以降に変わった
- ③大学によっては講義でTOEIC対策をしている
-
大学生の平均点と目指すべきスコア【※就活生は必見】
- ①大学生の平均点は「約450点」ほど
- ②大学生にとって「600点台」が1つの目安
- ③社会人・新入社員の平均点も「600点前後」
- 日本のTOEIC平均点は「520点」【※600点以上は自信を持とう】
- 【まとめ】大学別のTOEIC平均点の過信はキケン【※就活生は600点を目標に】
大学別のTOEIC平均点【※大学生は公式を見るべき】
大学別TOEIC平均点pic.twitter.com/Vhxc4hSqyF
— Univlife-FYD (@daigaku_fyd) August 27, 2019
まず大学別のTOEIC平均点はこんな感じ。
一応、情報を提供してるサイトは「こちら」ですが、あくまで過去のデータをまとめたものです。
なのでここ最近の平均点とは大きくかけ離れてる可能性大です。
個人的にはTOEICの公式が載せてるデータを見るのが確実かなと思ってます。
その理由は3つ。
- 大学別にみんながTOEICを受けてるわけじゃない
- TOEICの形式が2016年以降に変わった
- 大学によっては講義でTOEIC対策をしている
それぞれ順番に解説していきます。
①大学別にみんながTOEICを受けてるわけじゃない
まず大学でやるTOEICはみんなが受けてるわけではないです。
学部ごとによって強制的に受けたり、自由参加だったりします。
Q:早稲田大学の平均TOEICスコアってどのくらい?
A:知らない。
早稲田は学部学年全員にTOEICを強制(プレースメントなど)で受けさせることはないので平均スコアはわかりません。
大学別TOEIC平均スコアみたいなのあるけど、あれも意味わからない。
— げんそー@純ジャパバイリンガル早大生 (@gensoueng) July 12, 2019
ちなみに自分のいた大学は「英語(外国語)学科の人」のみ。
なので比較的、平均点は上がる傾向にあったと思います。
(※実際に平均点は公開されてないので、詳しい平均はわかりませんが…)
また強制的に受けさせられるので、みんな特に対策とかしないんですよね。
強制的=単位の取得などに関わるだけというケースもあるので。
なので「各大学でどんな人が受けてるのか?」これがわからないと、その平均が大学に妥当なスコアかどうかがわかりにくいんですよね…
なので大学別ではなく「大学生の平均スコア」こっちを参考にするべきです。
こちらはTOEICの公式が統計をとって、HPに掲載してくれますからね。
興味のある人はチェックしてみるといいですよ。
②TOEICの形式が2016年以降に変わった
次は「TOEICの形式が2016年以降に変わった」からです。
自分は形式が変わる前に1度、TOEICで650点取りましたが…
新形式になって受けたら「650→600点台」にまで落ちました。
(※ブランクはありましたけどね…)
上の平均点だと、どっちに合わせたスコアなのかわかりにくいんですよね。
なのでそういう意味でも、TOEICが直々に出してる平均を参考にするのが無難だと思います。
③大学によっては講義でTOEIC対策をしている
これは語学大学あるあるだと思いますが…
大学によっては「TOEIC対策に特化した講義」があったりします。
実際に自分の大学にもこういうコースがあったので、平均点は多少は上がりやすかったハズ。
上智大学や国際教養大学の平均点が高いのは、もともと帰国子女が多いというのもあると思いますが。
とはいえ、普段からTOEICの講義をしてる人・そうでない人ではわりとスコアに差が出ます。
自分も何度も受けてますが、やっぱり事前に「TOEICの特徴」とか知ってないといろいろ厳しいと感じたので。
なので大学別の平均は「純粋な英語力」だけで計るのは難しいのかなと思います。
大学生の平均点と目指すべきスコア【※就活生は必見】
①大学生の平均点は「約450点」ほど
まず事実として、大学生の平均点は「454点」ほどです。
ネットを見てると「えっ、もっとあるのでは?」と思うかもしれませんが…
実際はこんな感じです。
学部別や小中高、専門学校などの平均点を知りたい人は
参考
2019年のTOEIC Program
こちらをチェックしてみてください。
ちなみに「大学1年→4年」にかけて平均点が上がるのはまさに「就活」を意識してるから。
なので春休みや冬休みで時間がフリーな人は、この機に勉強するのがチャンスですね。
まずは「600点」くらいを目指すのがベストだと思います。
②大学生にとって「600点台」が1つの目安
「大学生はTOEICで600点」取るのが1つの目安です。
なぜかと言うと…
- 就活で少なくとも履歴書に書ける
- その上を目指すというアプールにも使える
- 基礎を固めるだけで十分狙いやすい
こういった理由があるから。
実際コツコツと勉強や対策をしていけば、600点は十分狙えるレベルです。
微妙にまだ基礎があやうい+長期間英語に触れてなかった自分ですら取れるくらいなので…
自由に使える時間がある大学生であれば、絶対に届くはずです。
③社会人・新入社員の平均点も「600点前後」
ちなみに「社会人・新入社員の平均点は500~600点台」です。
これもTOEICの公式のデータに載ってるので、確かな数値です。
【企業が社員に求めるTOEICの平均スコアは600点!?】
企業が社員に求めるTOEICスコアは「500~595点」が24.7%、「600~695点」が20.9%となっており、「500点~695点」でおよそ半数を占めています。企業が社員に求める平均スコアはおよそ600点となります。
引用:上場企業における英語活用実態調査 pic.twitter.com/JRyEEktIni
— TINA (@tina_color) March 19, 2019
なので、考え方によっては大学生の時点で600点台あれば「自慢できる点数」とも言えますね。
どうしても世間では「600点はあまり強みにならないのでは…」と思われがちですが。
こうして統計をみてみると、意外と高いスコアに位置してることがわかりますよね。
なので、これから600点目指す人、すでにある人は自信を持っていいと思いますよ。
日本のTOEIC平均点は「520点」【※600点以上は自信を持とう】
2018年のデータではあるのですが…
日本自体のTOEIC平均点は「520点」ほど。
国別でも公開されているので、興味がある人はこちらも合わせてチェックです。
→国別のTOEICスコアの平均点
こうしてみると、日本では600点でも相当すごいレベルだと思います。
ネットの声だけみると、高スコアしかいないって錯覚しがちになるのですが…
実際はそこまで高くないことがわかります。
自分も学生時代に「600点台はあまりアピール出来ないなぁ…」と思ってました。
でも実際は、そもそもTOEICのことをよく知らない人もいますからね。
どちらかというとスコアよりも「そのスコアの見せ方」でアピールするのが正解だと思います。
【まとめ】大学別のTOEIC平均点の過信はキケン【※就活生は600点を目標に】
今回の内容をまとめます。
- 大学別のTOEIC平均点はあくまで参考程度
- 昔と今では「TOEICの形式」が変わってます
- 大学生の平均は「500点台」
- 就活する大学生はまず「600点」を目指そう
- 日本全体の平均は「540点」
やっぱりTOEICのスコアって偉大で、就活だと武器になります。
もちろん話せるかどうかは別の話ですが…
とはいえ、企業がTOEICのスコアを過大評価してくれるので、就活生にとってはおいしいチャンスです。
なので、サクッと高スコアを取ろうと考えてる大学生・就活生は「TOEIC対策」に特化した教材で勉強しましょう。
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