「TOEICの解き方を知りたい」
「リーディングの順番ってどうすれば?」
「時間配分のコツもパート別に知りたい」
今回は「TOEICの解き方と解く順番」について解説します。
慣れない間って「どういう順番で解けばいいの?」って気になると思います。
また、各パートの時間配分がよく分からない人もいるかもしれません。
そこで今回のテーマは
- TOEICの解き方と順番【※パート別に】
- 時間配分やそのコツ
この2点についてです。
ぜひ今後のTOEICを解くときの参考にしてください。
もくじ
-
TOEICの解き方と順番【※パート別に】
-
【Part1】解き方と順番
- ①上から「消去法」で答えを絞る
- ②悩んだら「適当にマーク」して次に
-
【Part2】解き方と順番
- ①Part1同様、消去法で答えを絞る
- ②迷ったら「適当にマーク」すること
-
【Part3】解き方と順番
- ①必ず「設問を先読み」する【※選択肢は原則無視】
- ②基本は「3問目の音声→次の先読み」をする
- ③迷った問題は「捨てる」強さを持つ
- ④聞きながら解くのは原則NG【※人次第】
-
【Part4】解き方と順番
- ①解き方は「Part3」と同じでOK
- ②1問より「次の3問を取る」つもりで
-
【Part5】解き方と順番
- ①まず「選択肢」に軽く目を通す
- ②問題文を頭からサラッと見る
- ③基本、日本語で考えず「形で解く」
- ④訳すのは「副詞・語彙問題」だけ
-
【Part6】解き方と順番
- ①長文を頭から読んでいく
- ②空欄まで来たら「選択肢」を見る
- ③「文の挿入問題」は場所に応じて対処
-
【Part7】解き方と順番
- ①普通にシングルから解く【※私の場合】
- ②先に「設問」を見てから本文へ
- ③選択肢は基本見ない【※例外あります】
-
【Part1】解き方と順番
- 時間配分やコツ【※リーディング】
- 【まとめ】解き方は「数やって慣れる」のが1番【※知ってると出来るは違います】
- TOEICの解き方と順番【※パート別に】
- 【Part1】解き方と順番
- ①上から「消去法」で答えを絞る
- ②悩んだら「適当にマーク」して次に
- 【Part2】解き方と順番
- ①Part1同様、消去法で答えを絞る
- ②迷ったら「適当にマーク」すること
- 【Part3】解き方と順番
- ①必ず「設問を先読み」する【※選択肢は原則無視】
- ②基本は「3問目の音声→次の先読み」をする
- ③迷った問題は「捨てる」強さを持つ
- ④聞きながら解くのは原則NG【※人次第】
- 【Part4】解き方と順番
- ①解き方は「Part3」と同じでOK
- ②1問より「次の3問を取る」つもりで
- 【Part5】解き方と順番
- ①まず「選択肢」に軽く目を通す
- ②問題文を頭からサラッと見る
- ③基本、日本語で考えず「形で解く」
- ④訳すのは「副詞・語彙問題」だけ
- 【Part6】解き方と順番
- ①長文を頭から読んでいく
- ②空欄まで来たら「選択肢」を見る
- ③「文の挿入問題」は場所に応じて対処
- 【Part7】解き方と順番
- ①普通にシングルから解く【※私の場合】
- ②先に「設問」を見てから本文へ
- ③選択肢は基本見ない【※例外あります】
- 時間配分やコツ【※リーディング】
- 【まとめ】解き方は「数やって慣れる」のが1番【※知ってると出来るは違います】
TOEICの解き方と順番【※パート別に】
各パート別に解き方と順番を解説します。
※「合う合わない」あるので、何度か練習問題で試すことをおすすめします
【Part1】解き方と順番
①上から「消去法」で答えを絞る
Part1の解き方はシンプルで
上から選択肢を「消去法」で絞っていく
この方法が1番解きやすいです。
なぜかというと、Part1は
- 1つ1つの英文が短い&聞きやすい
- 正解・不正解がハッキリしている
こういった特徴があるから。
よくあるパターンとして
「写真に関係ない・出てこない単語」
これが聞こえると、すぐに選択肢から外せますよね。
Part1は特別な解き方はありません。
順番に、聞こえてきた英文を聞いて、選択肢を絞っていくのが無難かと思います。
(※最悪迷っても、不正解を弾いておけば、勘で当たる可能性も上がるので…)
②悩んだら「適当にマーク」して次に
「悩んだら適当にマークして次に行く」
これはPart1のみならず、リスニング全般で意識しましょう。
理由は言うまでもなく
次の問題の音声を聞き逃す恐れがあるから
リスニングは音声が「1回」しか流れません。
1問のために次の問題まで落とすのは良くないので…
迷ったら、適当にマークして進んでしまいましょう。
(※このために消去法をオススメしてます)
【Part2】解き方と順番
①Part1同様、消去法で答えを絞る
「選択肢を消去法で絞っていく」
これはPart1と変わりません。
Part2は「選択肢が3つしか無い」ので、消去法もより効果的です。
明らかに違うものを1つでも消せれば、正答率は跳ね上がります。
疑問文であれば、最初の疑問詞で答えをある程度、想像できます。
いきなり答えを探すのではなく「違う選択肢を消していく」解き方がPart2ではオススメですよ。
②迷ったら「適当にマーク」すること
これもPart1と変わりません。
リスニングパートで意識するのは
迷う1問より「後の問題を取りにいく」
ということ。
迷ってもわからない時はわからないので…
時にはスパッと捨てる勇気を持っておきましょう。
【Part3】解き方と順番
①必ず「設問を先読み」する【※選択肢は原則無視】
Part3でまずやることは
「必ず設問を先読みして、音声を聞く」
ということ。
先読みが必要な理由は
- 設問で聞かれる内容がわかる
- 集中して聞くべきことがわかる
こういうメリットがあるからです。
音声を集中して聞くためにも、先読みは必ずしましょう。
②基本は「3問目の音声→次の先読み」をする
先読みをする時間を作るために
「3問目の音声が流れるとき」
に次の問題の先読みをするようにします。
おおよそですが、設問の3つ目が流れて、選択肢を読み終えるまで「12~13秒」くらいの時間があります。
この時間を次の問題の先読みに宛てます。
これを意識して「テンポよく問題を解いていく」流れがPart3では重要になってくるんです。
③迷った問題は「捨てる」強さを持つ
Part3からはPart1~2以上に
迷った問題は捨てる(適当にマークする)
という強さが必要になってきます。
理由はいうまでもなく
次の問題の「先読み」が難しくなるから
1問のために、次の問題を3つとも落とす方が致命的なので…
Part3からは、なるべく迷った問題は潔く捨てるメンタルが大事です。
④聞きながら解くのは原則NG【※人次第】
好みの問題もありますが…リスニングでは
「聞きながら設問を解いていく」
これはあまりオススメしません。
私もそうですが、設問見ながら音声を集中して聞くのはハードです。
リスニングが得意な人は、問題ありませんが、王道ではないのかなと。
これは実際に、両方試して「自分がやりやすい方で解く」のが1番だと思います。
【Part4】解き方と順番
①解き方は「Part3」と同じでOK
Part4もPart3と解き方は変わりません。
- 先読みを必ずする
- 先読みが出来る時間を必ず確保
- 迷った問題は適当にマークして次に
この3つを守って望んでもらえればOKです。
②1問より「次の3問を取る」つもりで
高スコアを取る人にありがちなのが
「どの問題もしっかり取りに行かないと…」
と思いがちですが、逆効果です。
上でも言ったように、1問のために次の3問を取り逃すほうがダメージが大きいです。
(※逆にスコアを減らす原因にしかなりません)
なので、どのスコアを目指す人も
「1問よりも次の3問をしっかり取りにいく」
これを意識してもらえればと思います。
【Part5】解き方と順番
①まず「選択肢」に軽く目を通す
Part5の解き方としてまず
選択肢に軽く目を通す
ということ。
理由は簡単で
何の知識が問われる問題なのか判断するため
具体的な例を言うと、選択肢を見たとき
- who・where・when・that
- be・will be・being・to be
- reject・intend・consider・practice
これを見たときに「何の知識が聞かれてるんだろう?」か判断します。
これが分かるようになると、Part5は早く解くことにも繋がります。
②問題文を頭からサラッと見る
選択肢を軽く見たら
問題文も頭からサラッと読むようにします
空欄の前後だけ見ない理由は
引っ掛け問題に引っかからないため
私が以前引っかかったのは
答えが「so that」で済むのに、「so」に気づかずに空欄前後だけで解いてしまったこと。
もちろん空欄の前後だけ見て解ける問題もありますが…
問題によっては、前後だけ見ると逆にハマることもあります。
なので、Part5は慣れてない人ほど「サラッと文の全体を見る」のが無難だと思います。
③基本、日本語で考えず「形で解く」
Part5の基本的な解き方として
日本語で考えずに形で解いていく
これが中心になってきます。
リーディングパートはとにかく「時間が足りない」ので…
少しでも時間を稼ぐために、時間のかかる解き方はやめましょう。
実際、文法は「英語のルール」みたいなものですからね。
知っていれば「2~3秒」で解ける問題もあったりします。
④訳すのは「副詞・語彙問題」だけ
Part5は形で解けない問題として…
副詞と語彙力を問う問題も出ます。
この場合は、形で解くのは無理なので
日本語で考えて文脈に合うものを選ぶ
という解き方をしていきます。
これはPart5の問題集を解いていく内に、「形で解けるもの・解けないもの」の区別ができるようになるかなと。
【Part6】解き方と順番
①長文を頭から読んでいく
Part6はまず
長文を頭から読んでいく
これが基本の解き方になります。
最低限、内容が掴めていないと
文を挿入する問題が解けなくなる
ので、軽くでいいので内容は軽く押さえておきましょう。
②空欄まで来たら「選択肢」を見る
空欄まで来たら、Part5のように
選択肢をサラッと見て、問題のパターンを把握します。
形で解けそうであればそのまま解いてOKです。
文脈の問題とかであれば、一旦スルーして先を読むのも手です。
Part6の文法問題は、長文の内容に絡んでくる形式が多いので
長文の内容も合わせて解いていく
のがPart5と大きく違う点かもしれませんね。
③「文の挿入問題」は場所に応じて対処
文の挿入問題は
空欄の場所によって対処を変える
のが無難かなと思います。
というのも、文の挿入問題って
空欄の場所によって難易度が結構かわってくるから
具体的には
- 文頭:話の内容が分からないので選びにくい
- 文中:話の展開がまだつかみにくい
- 最後:展開が大体わかるので選びやすい
こんな感じになるかと。
なので、文の前半あたりに空欄があれば「とりあえず読み進める」
後半に来たら「照らし合わせて読む」
これが解きやすいんじゃないかなと思います。
【Part7】解き方と順番
①普通にシングルから解く【※私の場合】
Part7の解き方として
普通にシングルから解いていく
私もこの順番で解いています。
特にこれといった理由はありません…
Part7を解く順番は「自分がやりやすい順番」でいいと思いますね。
リスニングが終わって、余力がある内にエネルギーを使う「トリプル」からやる。
マークずれの不安・トリプルは好きじゃないから「シングル」から始める。
これといった正解はないと思うので。
②先に「設問」を見てから本文へ
どのパッセージを解くときも
設問を先に読んで本文を読んでいく
私も含め、この解き方を徹底しています。
理由はPart3~4と同じで
聞かれる内容を押さえて、本文に集中するためです。
ただリスニングと違って
選択肢は後で読んでも困らない
のも事実なので、先に本文から見るという方法もアリです。
③選択肢は基本見ない【※例外あります】
長文の解き方として
選択肢は基本見ないで解く
これがPart7を解く上で、やりやすいと思ってます。
何故かと言うと
本文の前に余計な情報が入ってしまうから
あとは純粋に選択肢まで見ても「内容まで覚えきれない」のもあります。
なので、私も基本的に選択肢までは見ないようにしています。
NOT問題は「選択肢を読む」と○
「NOT問題」は、逆に選択肢を読むのがオススメです
■3/4が「正しい情報」
■本文の内容を掴むヒントになる
■違和感がある選択肢を即選べる
こういったメリットがあるからです
時間配分やコツ【※リーディング】
時間配分(リーディング)や時間内に解くコツは
Part5の時間配分・コツ
- 1問を「15秒」前後で解く
- 日本語に直さない
- とにかく文法問題をこなす
Part6の時間配分・コツ
- 10分で解ききることを目標
- 文の挿入問題は最悪「適当にマーク」
- ある程度、文を読む早さを鍛える
Part7の時間配分・コツ
- Part7に「55分」残せる時間配分を
- 「英文を頭から読んで理解する」力をつける
- 読み返し・戻り読みはしない(※1回で読み切る)
- 飛ばし読みはNG
【まとめ】解き方は「数やって慣れる」のが1番【※知ってると出来るは違います】
今回の内容をまとめます。
- 各パートの解き方は最低限知っておこう
- 知った上で「実際に試す」練習もかなり大事
- 問題を捨てる判断力も養っておこう
TOEICでは「解き方」はもちろん大切なんですが…
実際にそれが出来るかどうか演習することも大切です。
頭では分かっていても、いざ解いてると
「思うように先読みが出来なかった」
「捨てる決断がなかなか出来なかった」
「分からない問題に時間をかけすぎた」
こういう失敗や後悔をしてしまうものなので…
何度か模試をやって、自分のクセや弱点もメモしておくと良いですね。