
リーディングの時間配分がわからん...
新形式になって時間がたりない声はよく聞くけど...
時間内に解くには何をすればいいんだろうか
こんな悩みに答えていきます。
TOEICのリーディングでは「時間配分」が特に大事なポイントです。
時間に対して問題数が多いので...
何も決めずに挑むと、ほぼ間違いなく時間切れになるんですよね。
しかも新形式になってから、時間配分の重要性はさらにUPしました。
そこで今回のテーマはこの3つです。
この記事でわかること
- TOEICリーディングの時間配分【※新形式版】
- リーディングの時間配分で大事な3つのポイント
- リーディングのスピードを上げるためにやること
ちなみに今回紹介するのは「高スコアの人」ならみんなやってる時間配分です。
高スコアを目指す人はもちろん、まだスコアが低い人にも役立つハズです。
大まかにどんなペースで解くべきか分かりますからね。
ぜひとも参考になればと思います。
もくじ
TOEICリーディングの時間配分【※新形式版】
おいらのTOEICリーディングの理想の時間配分は、
Part5:15分
Part6:10分
Part7:50分
でござる。あくまでも目安でござるが、
Part5/6でしっかり時間を管理して、Part7にしっかり取り組めるようにするのがおすすめでござる👍— APEくん@サルでもわかるTOEIC最速スコアアップ講師 (@APEkuun) February 12, 2020
リーディングの時間配分はこんな感じです。
- Par5:30問を10分で解く
- Part6:16問を10~15分で解く
- Part7:54問を55~60分で解く
多少は前後しますが、とりあえずこの時間配分がベースと考えておきましょう。
①Par5:30問を10分で解く
Part5の時間配分は「10分で30問を解き終える」
これが1つの目安になります。
1問あたりにかけられる時間は「約20秒」ほど。
慣れてない人、目標スコアがあまり高くない人は「1問=30秒」くらいを目安に解けばOKです。
いずれにしても「1つ1つ日本語に訳して解く」ヒマはありません...
「いかに訳さずに処理していくか?」が早く解くためのポイントですね。
なので、解くのが遅い人はとにかくPart5の演習をこなすのがベスト。
新TOEICテストでる1000問やスタサプTOEICあたりで「早く解く練習」を鍛えていきましょう。
②Part6:16問を10~15分で解く
Part6の時間配分は「16問を10~15分で解き終える」
これ1つの目標になってきます。
Part6は4問中、3問が「文法や語彙問題」残りの1問は「挿入問題」です。
こうしてみると、10分くらいで解けそうに思えるのですが...
おそらく文の挿入問題で時間配分が崩れることもあるハズ。
またPart6はやや長文よりなので、早く読める英語力もポイントですね。
時間内に解くなら、少し眺めの英文を読める練習をしておきましょう。
Part6だけに特化した教材はあまりないので...
実質、Part7の長文を使って慣れていくしかないのがネック。
スコアが低い人は究極のゼミあたりで、まずPart5~6の強化をするのが無難だと思います。
③Part7:54問を55~60分で解く
Part7の時間配分は「1問=約60秒で解いていく」
これが目安になってきます。
とはいえ、きっちりこの時間配分をする必要はないです。
シングル~トリプルパッセージは設問の数が違うので...
結果的に「設問の数✕1分」で解き終えることが出来ればOK。
(※テーマ選択や同じ意味の単語を選ぶ問題ははやく解けることも多いので)
1問に60秒もかけられるって考えると、余裕がありそうに見えますがそうでもないです。
実際は、長文を読んでる間にどんどん時間が過ぎていきますからね...
設問の内容も頭にいれつつ、長文も早く読む練習がポイントになってきます。
とにかくPart7で時間切れになるので
演習が足りないのか、解く順番に問題があるのかを自分で見極める必要があります。
リーディングの時間配分で大事な3つのポイント
リーディングの時間配分で大事なポイントは以下の3つ。
- 目標スコアに合った時間配分を決める
- 時間配分内に解く練習をする
- 捨てるべき問題も把握しておく【※特にPart7】
自分も意識しているポイントです。
それぞれ順番に解説していきます。
①目標スコアに合った時間配分を決める
まずは「自分のスコアに応じて時間配分を決める」こと。
冒頭でベースになる時間配分を決めましたが、あれはあくまで理想の時間配分です。
スコアが低い人や、まだ慣れてない人にはしんどいからですね。
例えば600点くらいであれば、Part5はもう少し時間を増やすほうがベターです。
文法問題が中心なので、取れる問題を取るほうが確実にスコアUPを望めるからです。
逆にPart6の文章の挿入問題はスルーすることで、Part7に充てる時間も増えます。
もちろんPart7も全部解く必要はないです。
(※解ける問題が多いに越したことはないですけどね)
同じように文を挿入する設問は、Part6同様とりあえずスルー。
一方で、内容がわかりやすい長文なら少し時間を使ってみるとかですね。
TOEICでは目標スコアが低いほど、自分が取れそうな問題を取るほうが絶対にいいです。
逆に高いスコアを目指すのであれば、スコアに応じて時間配分を調整していきましょう。
②時間配分内に解く練習をする
次に大事なポイントは「時間配分内に解く練習をする」こと。
自分もそうでしたが、時間配分は決めても「時間内に解くための練習をする」人は結構少ないです。
頭でわかってても、実際に出来るかどうかは別問題ですからね。
具体的にどんな練習をするのかというと
- 2択で迷ったときの対処
- パニクったときの対処
- 不意打ちで難問に出くわした場合の対処
などなど、TOEICではアクシデントは付きものです...
人は慣れてないことに出くわすと、素が出てしまいますよ。
既に解いた問題集でもいいので、本番前にはやっておきたいところです。
③捨てるべき問題も把握しておく【※特にPart7】
最後は「捨てるべき問題を把握しておく」こと。
特に、600~800点台あたりの人がそうです。
言うまでもなく、時間配分を乱す原因になりますからね。
その中でもリーディングのPart7はやっかいです。
- 文の挿入問題
- imple問題
- NOT問題
- 図表問題
この辺の設問は、苦手に感じる人も多いですし時間もかなり奪われやすいです。
なので、本番の前に「捨てるべき問題」はハッキリさせておくのがベストです。
本番ではついつい欲張って苦手な問題も取りにいきがちですが...
ドハマりしてせっかくPart7のために時間を作っても「水の泡」になってしまいます...
リーディングのスピードを上げるためにやること
すごくベタなアドバイスになりますが「自分が理解できる単語・表現を増やす」これに尽きます。
スピードを上げて読むだけなら誰にでも出来ますけど、そこに「理解」が伴ってないのはナンセンスです。
自分がまさにそうだったのですが...
スピードばかり意識して「内容が掴めてない」ことがホントによくありました。
結局、そのあとに英文を何度も読み返すので、なにも時間短縮になってないんですよ...
なので、よく言われていることですが
- 長文をまずはじっくり読みこむ(精読)
- 読める英語が増えたら多読にシフトする
- TOEIC以外にも英字新聞を読んで見る
などなど、少しずつ段階を上げてスピードも鍛えるべきです。
こればかりは「先が見えない学習」になるので、長い目でやっていきましょう...
かくいう自分もまずはスタサプTOEICの「20回分の模試」を読みまくって読解力を鍛え中です。
1日=300円程度で「20回分」の長文が読めるのはコスパ良すぎですからね。
興味のある人は、1度チェックしてみてくださいね。
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【まとめ】リーディングは時間配分が何より大事【※スコアに合った設定をしよう】
今回の内容をまとめます。
- Part5の時間配分:30問を10分
- Part6の時間配分:16問を10~15分
- Part7の時間配分:54問を55~60分
- 時間内に解く練習、捨てる問題も把握しよう
- まずは目標スコアに沿った時間配分を
リーディングは本当に多くの人を悩ませるパートだと思います。
時間に対して問題の量が多いので、どうしても時間を決めて解かないといけませんからね。
なかなか思うように時間内に解けなくてやきもきする時期もあるでしょう。
とはいえ、まずは「目標スコアに合った時間配分」を決めるのがオススメ。
いきなり高スコアの人がやってる時間配分でやっても、逆効果なこともありますので。
配点も決まってないので、いかに自分が解ける問題を増やせるかがポイントですよ。