リーディングで300点取るには何をすれば?
300点取ったときの勉強法を知りたい
使ってた参考書や教材も教えてほしい
こんな疑問に答えようと思います。
TOEICで600点以上を目指す人にとって、リーディング300点は1つの目標になります。
シンプルにリスニングとリーディングでそれぞれ300点あれば、600点を目指せるからです。
とはいえ、ある程度の力がないと300点を取るのは大変なんですよね。
そこで今回話すテーマはこの3点について。
こんな人にオススメ
- リーディング300点に必要な英語力
- リーディングで300点取った勉強法
- リーディング300点で使った参考書・教材
ちなみにこれを書いてる自分もリーディングで300点取ってます。
本番にどんな問題なら解けたのか、解けなかったか?
また300点を取るまでにどんな参考書を使って、どう勉強してたのか詳しく解説できればと思います。
もくじ
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リーディング300点に必要な英語力【※経験談含む】
- Part5は6~7割ほど取れるくらい
- Part6も文法問題は取れるくらいが◯
- Part7は取れそうな問題を取りにいく
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リーディングで300点取った勉強法
- ①Part5は「訳さず解く」練習を
- ②Part6はとにかく「音読」あるのみ
- ③Part7もひたすら「精読+音読」をこなす
- リーディング300点で使った参考書・教材
- 【まとめ】リーディング300点は「基礎」を大事にすれば取れます【※難問は適度に取ればOK】
リーディング300点に必要な英語力【※経験談含む】
ザックリですが、リーディングで300点狙える英語力はこんな感じ。
- Part5は6~7割ほど取れるくらい
- Part6も文法問題は取れるくらいが◯
- Part7は取れそうな問題を取りにいく
それぞれ具体的に解説をしていきます。
Part5は6~7割ほど取れるくらい
まずPart5ですが、大まかに「18~20問」は自信を持って答えられると◯。
要するにPart5では「中学や高校で習うようなレベル」の問題はわかる必要がありますね。
「副詞」や「語彙問題」は何とかわかる範囲で解く感じでしょうか。
といっても、無理に追うことはせず「これは時間かかりそう」と思った問題は適当にマーク。
Part6やPart7に時間を残すことを考えてたので、わりと機械的に解いてたと思います。
30問を解き終えたときに使った時間は「10分前後」でした。
Part6も文法問題は取れるくらいが◯
Part6では「3問の文法・語彙問題」を中心に取りにいってました。
ただ、Part6の文法問題って「文の内容」がわかってないと、少し解きにくいです。
なので大まかには内容が理解できる語彙力はほしいところ。
また「文の挿入問題」もなるべく解きにいくようにはしてました。
文章の内容もそこまで難しくないときは取りにいきましょう。
逆に「よくわからない」問題に出くわしたときは適当にマークして次にいきました。
Part6はシンプルに「4分の3取れればOK」くらいの気持ちで解いてたと思います。
Part7は取れそうな問題を取りにいく
Part7では「取れそうな問題を取りにいく」これが鉄則です。
Part7はとにかく時間との勝負なので…
時間をかけて解くべき問題、捨てる問題の見極めはとても大事になります。
具体的に自分が「取りやすい」と決めていた基準はこんな感じ。
- 話の内容がある程度わかるもの
- 話のテーマ・同義語・図表問題
話の内容さえわかれば、その問題の設問はわりと取れるかと思います。
(※全体像が理解できてるってことですからね)
また話のテーマや同義語、図表問題もなるべく解いてたと思います。
読むべき場所もだいたい決まってますし、図表も展開さえ押さえればわりといけますから。
「imply」や「NOT問題」も一応解きますが、時間がかかりそう、内容が難しいと感じた場合は適当にマーク。
自分の場合は「かなりギリギリ」で解いてたので、ところどころで時間を使いすぎてたと思います…
こんな感じで当時の記憶をなるべき思い起こしながら書きましたが、次は勉強法について。
どんな感じで勉強してたのか詳しくお話します。
リーディングで300点取った勉強法
リーディングで300点取ったときの勉強法はこんな感じ。
- Part5は「訳さず解く」練習を
- Part6はとにかく「音読」あるのみ
- Part7もひたすら「精読+音読」をこなす
それぞれ順番に解説をしていきます。
①Part5は「訳さず解く」練習を
Part5で意識していたことは「訳さず解く」こと。
要するに「文法のルールに沿って解ける」練習をひたすらします。
当たり前ですが、1つ1つを訳してたら時間が足りなくなりますからね…
実際にPart5を解く流れとしては
- 選択肢にサッと目を通す
- 問われる知識を判断する
- 選択肢から答えを絞って次の問題へ
この繰り返しです。
シンプルに文法は「英語のルール」なので、自然に答えって決まってきますよね。
例えば
- look forward toの次は「ing形」がくる
- 仮定法では「助動詞の過去形」が使われる
- 前置詞の後ろには「名詞が必要」
こんな感じ。
文法のルールを1つずつしっかり理解すれば、解くスピードも必ず上がります。
なので、Part5の復習では「他の選択肢が不正解の理由」まで押さえておくと効果的です。
そうすることで、本番でさらに効率よく答えを探す感覚が磨かれますからね。
Part5はとにかくムダな時間を使わない解き方を徹底していきましょう。
②Part6はとにかく「音読」あるのみ
Part6の勉強法としては「とにかく音読」あるのみ。
(※もちろん文法問題は、Part5と同様のやり方で解く)
ただ、上でもいったようにPart6ってどちらかというと「長文寄り」のパートです。
文章の内容がわかってないと、なかなか答えが選びにくい文法問題もありますからね。
なので音読でしっかり、上から順番に「話の内容」を押さえつつ読む訓練が大事になってきます。
自分の場合は
- まずはゆっくり読んで中身を理解する
- 少しずつ読むスピードを上げて読む
- 音読しつつ内容をイメージしながら読む
こんな流れでPart6の練習をしていました。
Part6からは長文をいかに「1回できっちり読み切る」かがポイントですよ。
③Part7もひたすら「精読+音読」をこなす
Part7もやることはあまり変わらないです。
マルチやダブル、トリプルでも「精読+音読」がメインになってきます。
すごく地味な勉強法ですが…
Part7はとにかく「自分がスムーズに読める英語」を増やさないとどうにもならないです。
単語は前もって、辞書やネットを使ってしっかり理解しておきます。
あとはひたすら「精読→音読」の順番で、徹底的に長文を読みこむ感じです。
本当に作業みたいな勉強ですが、コツコツと長い目でやっていくことが大事ですね。
ちなみに自分は「飛ばし読み」とか「スキャニング(スキミング)」はしてません…
横着をすると内容が途中でわからなくなりますし、それが出来るのは相当な上級者やベテランだと思うので。
どちらかというと「全部しっかり読み切れる読解力・早さ」を鍛えるようにしてました。
リーディング300点で使った参考書・教材
最後にリーディングで300点を使ってた参考書と教材を紹介しておきます。
といっても、実際に使ってたたのはこの2つのみ(※マジです)。
- 1駅1題 新TOEIC TEST文法特急:早く解くコツをこの本で勉強
- スタディサプリTOEIC:20回分の模試でとにかく演習
文法特急は「Part5をいかに早く解くか?」を徹底的に解説してくれます。
まずはコチラでとにかく早く解くためのコツをマスターします。
そしてその後はひたすら「問題集で慣れる」練習。
問題数は多いに越したことはないので、スタサプTOEICを使ってました。
実質1日=300円ほどで「20回分の模試」を解けるので、コスパ的にスタサプを選択。
とにかく数をこなして身体に慣れさせるつもりでやってましたね。
短いですが、自分が使ってた参考書と教材については以上になります。
【まとめ】リーディング300点は「基礎」を大事にすれば取れます【※難問は適度に取ればOK】
今回の内容をまとめます。
- Part5:6~7割取りにいく感じで
- Part6:4分の3取れればOK
- Part7:自分が取れそうな問題を取る(※事前に把握しておくこと)
- 文法の基礎、精読・音読を中心にやろう
- 使った教材は文法特急とスタサプTOEIC
リーディングで300点って聞くと「結構ハードでは?」って思うかもしれません。
でも実際は、自分の経験談もふくめるとそこまで高い英語力は必要ないと感じてます。
どちらかというと「取れる問題をいかに落とさないか?見落とさないか?」こっちがポイントです。
練習問題をこなしてると、何となく「自分が解ける・解けない問題」ってわかると思います。
まずはそこを把握しつつ、バランス良く対策するのがベストです。
本番でも、下手に深追いせず「取るべき・捨てるべき問題」はハッキリさせて試験に臨みましょう!