
■1ヶ月で600点を何とかして取りたい
■社会人なので1ヶ月しか時間がない
■1ヶ月で本気でスコアを上げたいです
こういった悩みについて答えていきます。
TOEICで目指すべきスコアがあるのに「1ヶ月しか無い」って人はチラホラいると思います。
時間が限られてるだけに「スクールに行くべきか」「講座を受けるべきか」こういう迷いをしてる人もいるはず。
ただ結論を言うと、1ヶ月しかないなら自力で600点を目指して勉強するべきです。
そこで今回のテーマは
- 1ヶ月でTOEIC600点を目指す勉強法
- どのパートから勉強するべきか
- 1ヶ月で600点を取るのに必要な参考書
この3点について。
1ヶ月しかないと思われがちですが、1ヶ月でもやれることはたくさんあります。
時間がなくて諦める前に、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
もくじ
1ヶ月でTOEIC600点を目指す勉強法
1ヶ月で600点を目指すのであれば
- 単語帳は使わない勉強をする
- リスニング対策は毎日やる
- TOEICの特徴や問題形式には慣れておく
この3点を意識して勉強するのがオススメ。
それぞれ順番に解説をしていきます。
①単語帳は使わない勉強をする
まずは「単語帳を使わないで勉強する」こと。
「さすがに単語帳はいるでしょ?」と思われると思いますが、1ヶ月しかないので単語帳をじっくりやる暇はありません。
なので、大まかな流れとしては
- 問題集で演習をしていく
- 知らない単語はその都度覚える
この繰り返しで、単語力をつけていくことになりますね。
とはいえ「1ヶ月といっても、勉強する時間はそこそこ取れるよ」って人であれば、単語帳を使ってもOKです。
逆に1日に取れる時間が少ない人は、問題を解きながら形式に慣れつつ、語彙力も上げていきましょう。
②リスニング対策は毎日やる
リスニング対策は「1ヶ月しかないので毎日やるべき」です。
というのも、TOEICはリスニングとリーディングで半分ずつ配点があるから。
リーディングだけで600点は取れないので、リスニングでも点が取れる必要があります。
といっても、時間的なしばりがあるので、勉強するパートはしぼる必要があります。
ここについては、後半の「どのパートから勉強すべきか?」で話すので、そちらをどうぞ。
リスニング対策は「時間がかかる」ので、対策するパートは見定めないとダメです。
③TOEICの特徴や問題形式には慣れておく
「TOEICの特徴や形式には慣れておく」
これは問題を解きつつ意識してほしいことでもあります。
これをやっておく理由としては
- 自分が解ける問題を理解するため
- 自分が苦手な問題も理解するため
- 本番で捨てるべき問題の特徴を知るため
こういった目的があるから。
特にTOEICでは「時間に追われる」テストです。
なので、限られた時間のなかで「自分が解けそうな問題」を見分ける必要があるんですよね。
600点を狙うなら、無理して難しい問題を取りに行かなくてOKです。
TOEICの問題や新形式の特徴については
こちらで触れてるので、チェックしてみてくださいね。
どのパートから勉強するべきか
1ヶ月しか時間がないと「どのパートから勉強すればいいの?」って迷うと思います。
結論としては「パート1・2・5・6を中心にやる」のがオススメです。
その理由は以下のとおり。
- 【Part1】絵を選ぶ形式、問題数は少ないけど初心者も取りやすい
- 【Part2】やや難化してるけど、疑問文の応答であれば点は取れる
- 【Part5】8割は文法の問題、600点目指すなら得点源になる
- 【Part6】同じく大半は文法問題
逆にこのパート以外は、短期間の勉強で一気にスコアが伸びないので、1ヶ月かけてやる優先度は低いです。
とはいえ、上の4パートは他のパートの地力になるので、本番でも少なからず解ける問題はあるはず。
丸々捨てるわけではないので、勘違いしないようにしましょう。
1ヶ月で600点を取るのに必要な参考書
参考書選びでも、使うものはある程度絞っていきます。
1ヶ月で600点を目指すのであれば
この辺から選ぶと良いと思います。
①TOEICの公式問題集
まずオススメなのが「TOEICの公式問題集」
公式が直に問題を作ってるので、精度についてはお墨付きです。
1ヶ月勉強するなら、公式問題集をやりこむのがベストだと思います。
ただ1冊が3000円と高めなので「公式問題集は2冊まで買う」のが無難です。
買いすぎても1ヶ月でやりこめないですからね。
公式問題集を使った勉強法やオススメの公式問題集については
こちらで解説してるので参考にどうぞ。
また一方で、初心者にはあまり公式問題集はオススメできないです。
話すと少し長くなるので、詳しい理由については
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TOEIC公式問題集だけの勉強はNGです【※初心者向けに理由を解説】
yuki ■TOEIC対策は公式問題集だけで十分なの? ■公式問題集だけで800点とか取れるのかな ■初心者だから問題集だけだとなんか不安 こういった疑問について答えていきます。 &nb ...
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こちらを見てもらえればと思います。
②TOEICテスト直前の技術
「1ヶ月で点数を効率的に上げたい」人ならこれ。
知識だけでなく、英語力が低くてもスコアを上げるといったテクニック的な話も載ってます。
じっくり勉強する時間がない人はもちろん、「スコアを上げるための知識だけが知りたい」人には合ってると思います。
点数を上げるだけに特化してるので「1週間でTOEICの点を100点上げたい!」人にはピッタリですね。
③600点を取る参考書
「600点取るにはどんな問題が解ければいいの?」
こういう疑問を持ってる人にピッタリな参考書がこちら。
目指すスコアが決まってる分、あまり余計な勉強をしなくて済みます。
英語の初心者や苦手な人は、こういった参考書でやるほうが勉強はしやすいと思います。
ただ、今はいろんなスコア別の参考書や問題集が出てるので...
「本屋に行って実際に中身をチェックする」ことを強くオススメします。
どうしても本との相性はあるので、そこは自分にあったものを選んでもらいたいです。
【まとめ】1ヶ月で600点は十分目指せる【※効率的に点を上げよう】
今回の内容をまとめます。
- 単語帳は使わない勉強をする
- リスニング対策は毎日やる
- 問題形式や特徴も理解しておく
- 600点狙うなら「Part1・2・5・6」を中心に
- 参考書は自分にあったものを選ぶ
TOEICで600点を狙うことはそこまでハードル高くないです。
ですが、1ヶ月しかないなかで勉強しようとすると、どうしても「効率的に点を上げる」必要があります。
特に英語力があまり...という人は「解きやすい問題を増やす」ことに集中すること。
TOEICは難しいイメージを持たれやすいですが、実際はそうでもなかったりします。
中学や高校で習うレベルで解ける問題もそれなりにあるので、そういった問題でスコアを稼ぐのが賢明ですよ!