
■スコアごとのレベルも気になる...
■TOEICで企業に評価される点数は何点?
■大学生は何点を目指すと良いんだろう
TOEICを勉強していると「スコア別の目安」って結構気になると思います。
スコアにおける英語力や評価、英語レベルが分かってると、モチベや自信にも繋がりますからね。
そこで今回は
TOEICにおける点数の目安
をいろんな視点で紹介していきます。
公式で言われてること・言われてないこと諸々含めているので、本当に「1つの目安」として見てもらえればと思います。
もくじ
TOEICの点数の目安をスコア別に紹介【※自分の英語力を知ろう】
スコア別の目安として
- 全体的な英語レベル
- TOEICにおける英語レベル
- 企業の評価
この3点に絞って見ていきます。
「これくらいのレベルなのね」という感覚で見てもらえればと思います。
①100~300点の目安
全体的な英語レベル
100~300点の英語レベルは
英語の基礎はあまり理解できていない
と言うレベルです。
本当に簡単な英語を使ったやりとりは出来ると思いますが...
少しでもわからない単語や表現が出ると、会話で支障が出ます。
聞き取りも、簡単な表現を使ってもらえばなんとかやりとりができるレベル。
TOEIC100点台の英語レベルについては
こちらで詳しく紹介しています。
TOEICにおける英語レベル
TOEICのスコアで考えても
基本的な英語の知識が欠けている
といったレベルになっています。
上でも言いましたが、シンプルな英語や表現は理解できるレベル。
ただ、難しい表現や長い英文になると、理解が一気に難しくなるかと思います。
全体的に「中学レベルの英語」「基本的な文法が弱い」段階です。
またリスニングでは「聞こえた単語で何とか内容を予想する」のが精一杯とも言えますね。
(※300点だった私はリスニングがまさにそんな感じでした...)
企業の評価
言うまでもなく。。。
TOEIC100点台は企業での評価はよくありません。
600点の目安でも触れますが、企業がまず指標にしてるのは「600点」からです。
これは就職だけでなく、昇進などでも1つのラインです。
企業によっては、TOEICのスコアが条件になっているので、達成できないと昇進ができないこともしばしば。
600点に関することは、下の記事を参考にしてくださいね。
②400点の目安
全体的な英語レベル
400点の英語レベルは
基本的な英語の知識がそこそこ理解できる
と言えます。
もちろん分からない部分も多いのですが...
それでも分かる部分は、ある程度自信を持って答えられる英語レベル。
ただ、難しめの英語や長い文はまだ苦手に感じるレベルでもありますね。
TOEICにおける英語レベル
TOEICにおけるスコアで考えても
基礎的な英語や文法は(一定量)理解できている
と言われています。(※公式より)
ただ実際は、英単語の知識や文法の知識に「やや穴がある」と言えます。
なので400点台の人がやるべきことは「中学~高校英語のやり直し」がベストです。
またリスニングも、長めのものはやや苦手に感じる段階かと。
私が400点台取っていたときも
- リスニング:短めの文なら何とかわかる
- リーディング:易しい文法や簡単な文なら読める
こんな感じで解いていたと思います。
400点台に関するお話は
こちらで触れています。
企業の評価
TOEIC400点台も100~300点台と同じく
企業からの評価は受けられない(低い)
と言えますね。
(※450点も正直、就活ではアピールしにくいです)
もしも履歴書でのアピールを考えているなら、600点まで我慢です...。
③500点の目安
全体的な英語レベル
500点の英語レベルは
英語がそれなりに理解出来始めている
と言えます。
短い英文であれば、細かく分からなくても
「こういうこと言ってるんだろうな」
くらいの英語力が付いている状態です。
長い文でも、内容によっては理解が出来始めるころです。
TOEICにおける英語レベル
TOEICのスコアで考えると
何とか文を理解して解いていける
くらいの英語レベルです。
基礎的な知識もそれなりに付いてるので、勘で解くといった必要が減っています。
特にパート1や2、5あたりは理解して解ける問題が増えてるハズ。
ここまで来ると600点も十分目指せる力も付いてます。
企業の評価
企業の評価としては
就職なら場所しだいで何とか書ける
といったレベルでしょうか。。。
もちろん大々的にアピールできるかといえば、そうではないのですが。。。
このラインが1番、就活で書くべきか、書かないべきか悩むと思います。
最終的に「600点を取れる英語力はあってほしい」という場合であれば、履歴書に書く選択肢も。
④600点の目安
全体的な英語レベル
600点の英語レベルとしては
1部穴はあるけど英語がそこそこ身になってる
といった感じです。
単語はもちろん、文法も100~500点台よりも理解は出来ています。
ただ1部だけ完璧に理解できてない、怪しい部分があるというレベルかと。
日常で使われる表現であれば、聞いて意味を掴める力がついてるとも言えます。
TOEICにおける英語レベル
TOEICで600点を取れると
基本的な英語力は身についている
という目安が公式でも設けられています。
試験でも、パート1~2、5だけでなく
3~4、7でもわかる問題はしっかりわかる
というレベルに達しているハズです。
細かい内容を掴んだり、ややこしい内容だと戸惑うと思いますが...
大まかな概要がわかるくらいの英語力がついてます。
企業の評価
TOEIC600点の評価というと
就職や昇進で求めれるレベルをクリアしている
と言えるでしょう。(※企業・部門によります)
この600点という点数は、大学生が目指すべき1つの目安でもありますね。
大学生が履歴書に書ける点数・就職で使えるレベルでもあるので、大きな分岐点です。
リクナビで見ても、600点台から募集をかけてる企業がチラホラ。
大学生は卒業までに600点台を取れると、応募できる幅が広がると思いますよ。
大学別のTOEICスコアの平均は
こちらで解説してるので、参考にどうぞ。
⑤700点の目安
全体的な英語レベル
TOEIC700点の英語レベルとしては
英語がそれなりに読めてくるレベル
と言えます。
基本的な英語力がついてるので、難しい単語があっても大まかな意味が掴めてきます。
ここまで来ると、英語の学習も楽しくなってくる段階。
また聞き取りに関しても、かなり上達しているハズです。
長い文でも言ってる内容はある程度理解できるレベルに。
TOEICにおける英語レベル
TOEICで考えると、600点までと比べて
- リスニング:長文も内容を理解して聞き取れる
- リーディング:長文を頭から読んでも理解できる
これくらいの力がすでに付いています。
(※内容があまりに複雑だと、答えを選ぶのに迷ったり、戸惑うケースはちょくちょくアリ)
英語やTOEICの勉強も、あまり苦にならない段階にも来ているはずです。
企業の評価
企業の評価としては
履歴書で十分にアピールできる点数
かと思います。
大学生であれば、狙えるならぜひ目指したい点数です。
また就職だけでなく、企業から昇進の条件に出されるスコアでもあります。
採用・昇進に求められるTOEICスコア見てたらウニクロって採用条件700なのね!伊藤CHUが入社4年までに700とればOKなのに対して結構高くて笑った...
— まいど〜rosaだす (@camisa_rosa) July 1, 2018
収入を上げたいと考えている人は、ここを目指すべきです。
また大手を考えているのであれば、入社時点で求められるケースも。。。
勉強時間のことを考えると、大学生の内に取りたいところですね。
⑥800点の目安
全体的な英語レベル
TOEIC800点のレベルとしては
英語はかなり出来る(と見られる)
というレベルと言えます。
難しめの英語の文も見聞きできる力が付いてます。
ここまで来ると、周りからの目も変わってくる段階。
TOEICにおける英語レベル
TOEICのレベルとしては
- 難しい表現や文も理解ができている
- 細かい情報まで意識できる余裕がある
こういった英語力が身についてます。
TOEIC自体が「ビジネス」を意識したテストでもあるので...
社会人の人にとっては、企業からの評価も変わる点数です。
企業の評価
800点における企業の評価は
- 就職ではアピールできる武器になる
- 昇進や海外転勤も視野に入ってくる
こういった恩恵やメリットが出てきます。
中でも大きいのは「いろいろとチャンスを掴みやすいスコア」という点。
実践では全く喋れないのにTOEIC900取ったおかげで転職、昇進、希望部署への異動が叶った私。
大企業ではすごくわかりやすい指標になるのでまずTOEIC。800取れば部署の中で目立って人事からも注目される。コスパ最高の資格。
https://t.co/qQsPKTJa1G— カッパッパ🥒働くとーちゃん2.0 (@kappappa00) August 25, 2019
正直、入社して自分のために勉強する人って実は少ないです。
TOEICで考えたとき「語学」を学習するわけなので、上昇志向の人じゃないと意外とやりません。
上で言われてるように、考え方次第では「コスパが良い資格」とまで言われるほど。
スコアで周りの目が変わる分、費用対効果は最高というのは間違いではないのかも。。。
⑦900点の目安
全体的な英語レベル
TOEIC900点の英語レベルは
英語の仕事を任せられる
レベルだと言えます。
聞き取りはもちろん、高度な英文も理解できる英語力がついてます。
全体的な割合を見ても、900点を取れる人は「数%のみ」です。
この後で触れる企業の評価でもかなりの武器に。
TOEICにおける英語レベル
TOEICにおける英語レベルは
- 長文も内容を把握して聞き取れる
- 細かい情報も押さえて、理解ができる
- TOEICの勉強法が少し変わってくる
こんな感じです。
ここまで来ると、TOEICの勉強法や解き方が大きく変わるラインでもありますね。
もし900点台を取るのであれば、これまで以上に勉強の質を考える必要があります。
企業の評価
TOEIC900点の評価は、上でも言ったように
英語に絡んだ仕事を任せられる
レベルになってきます。
これまでのスコアと大きく違う点は
- 海外勤務も視野に入ってくる
- 英語関連の機会に恵まれる
- ライバルがかなり少ない
この3点が大きいですね。
転職するにしても、転職せず社内の昇進を目指すにしても圧倒的にコスパいいですよね☺️
しかもそこまでハードル高くないので!👍
私はTOEIC900→海外勤務→昇進→転職という順番で年収が上がりました。 https://t.co/6UnllTePAN
— じぇーむず|コンサル会計士 (@james_salaryman) January 20, 2019
800点でも言いましたが、ここまで英語を勉強する人って実はかなり少ないです。
なので、もし自分が頑張れそうなら思い切って900点を狙うのも全然アリです。
(※ライバルが少ないので出し抜きやすい点もGOOD)