
リスニングとリーディングってどっちから優先すべき?
どうせやるなら点が伸びやすい方から始めたい
リスニングとリーディングはどっちが難しいの?
こんな疑問に答えていきます。
TOEICにはリスニングとリーディングがありますが...
どっちから勉強すべきか迷う人って多いと思います。
どっちも配点が同じなので、優先順位がなかなか決められないですよね。
でも結論から言ってTOEICはリスニングを優先したほうが良いです。
僕の経験談も含めて、その理由についてくわしく触れていきます。
そこで今回のテーマはこんな感じ。
- TOEICのリスニングとリーディングはどっち優先?【結論:リスニング】
- リスニングとリーディングどっちが難しいか
- TOEICリスニングとリーディングの平均点【※最新版】
特に「試験まで時間がない」人ほどリスニングに時間をかけてほしいです。
ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
もくじ
TOEICのリスニングとリーディングはどっち優先?【結論:リスニング】
結論からいうと「リスニングを優先する」のがベストです。
これはこれからTOEICの勉強を始める人にもいえます。
その理由は3つ。
- コツがわかるとスコアが伸びやすい
- リスニングは誰でも「全問マーク」できる
- メンタル面をキープするため
それぞれ順番に解説していきます。
①コツがわかるとスコアが伸びやすい
まずは「リスニングはコツがわかると伸びやすい」から。
リスニングに慣れないとさっぱりですが...
しっかりと対策をすると、グーンと伸びていきます。
初めは「何言ってるのかぜんぜんわからん...」って思いがちですが...
やっぱりほとんどの人は「英語の聞き取りに慣れてない」だけなんですよね。
なので、時間をかけて耳に英語を慣れさせるだけで、著しく伸びが良くなります。
(※実際、自分の体験談からもそういえますね)
ちなみにリスニングの対策や勉強法、具体的な練習法はこちらでまとめています。
合わせてチェック
気になる内容があれば一緒にチェックしておきましょう。
②リスニングは誰でも「全問マーク」できる
リーディングと違って「リスニングは全問マーク出来る」のも1つの要因です。
リスニングはみんな同じペースで進むので、これは何より大きなメリットだと思います。
一方でリーディングは「自分で時間配分」を決める必要があります。
なので時間配分を間違ったり、ペースが崩れると一気にグダグダになります...
本当なら解けた問題さえもテキトーにマークする羽目になることも。
もちろんリーディングも塗り絵で全問マークは出来ますが、それだとあまりスコアUPは望めないので...
少なくともリスニングの方が時間配分がいらない分、スコアをUPさせやすいと言えますね。
③メンタル面をキープするため
最後は「メンタル面をキープするため」
TOEICは「リスニング→リーディング」の順に問題を解いていくのですが...
リスニングがあまりに解けないと、そのままリーディングで引きずる可能性があるんですよ。
もちろん「リーディングを集中して勉強した分、リスニングが低いのは仕方ない」こう割り切れる人なら大丈夫ですが...
とはいえ、リスニングの出来がさっぱりだとなかなか割り切れる人は少ないと思います。
であればリスニングで良いスタートを切ってから、リーディングを解くほうが絶対にいいです。
またリスニングって「長時間英語を聞いている」状況が続くので...
慣れない人はリーディングの前に集中力が尽きる可能性もありますね。
なので、体力や集中力がある前半、つまりリスニングを頑張るのがベストかなと思います。
リスニングとリーディングどっちが難しいか
やっぱり今の傾向を見てると「リーディング」だと思います。
傾向も昔と違ってるので「新形式になってスコアが下がった」人もチラホラいます。
理由は人それぞれあると思いますが、リーディングに限っていうと
- 時間配分がシビア
- 読まないといけない文量がまず多い
- 単語力と同じくらい「問題の取捨選択」が大事
こういった特徴があるから。
実際に解くとわかりますが「時間さえあれば解けるのに...」こういう問題が本当に多いです。
でも実際には時間が足りなくて、いくつか適当にマークを強いられる人が多いのも事実なんです。
それは言うまでもなく、語彙力以外にも「問題を処理する能力」もポイントになるから。
リスニングはまだ「先読み+リスニング力」を鍛えれば十分ですが...
リーディングになると「語彙力・文法力・早く読む力」などなど、いろんな力が試されますからね。
単純に「単語だけ覚えればOK!」とはいかないのが厄介なところです。
TOEICリスニングとリーディングの平均点【※最新版】
2020年のものですが、TOEICリスニングとリーディングの平均はこんな感じ。
平均スコアを見ればわかりますが、リーディングよりリスニングの方が高くなってます。
先ほども触れましたが、リスニングは誰もが同じペースで解ける分、スコアは上がりやすくなってます。
一方で、リーディングは各自で解くことになるので...
単純に試験に慣れていたり、語彙力や長文を読むスピードなどで大きくスコアに差が開きやすくなります。
TOEICは毎回、問題の難易度にバラツキはあるのは知ってる人も多いと思います。
ですが「リスニング>リーディング」この関係が逆になることってほぼないです。
それだけリスニングは点が取りやすいってことの裏返しになりますね。
なので、まずはリスニングを頑張ってみるのがオススメです。
【まとめ】TOEICではリスニングを優先して勉強しよう【※TOEIC初心者は特に】
今回の内容をまとめます。
- リスニングとリーディングならリスニングを優先
- 聞き取りに慣れるとスコアUPしやすい
- 時間配分を気にせず解ける点も大きい
- リーディングは時間配分がシビア
- 公式の平均点をみてもリスニングが上がりやすい
TOEICはリスニングとリーディングがあるので、同時に対策したくなりますが...
あまり時間がなかったり、優先順位に迷ってる人は「リスニング」に力を入れましょう。
聞き取りが出来ないと、リスニングは本当に困りますし、リスニングは継続が命ですからね。
もしもリスニングの勉強法や対策がよくわからない人はこちらも合わせてどうぞ。
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