
■2019年で通用するTOEICのコツを知りたい
■パート別に使えるテクニックをぜひ!
■試験当日や直前で使えるコツも教えてほしい
TOEICで良いスコアを取るために勉強していても...
ちょっとでも楽にスコアが取れる・上がるコツは誰もが知りたいと思います。
試験までの期間がなければ、さらにコツやテクニックに頼りたいハズ...
そこで今回は、最後の悪あがきとして
TOEICで使えるコツやテクニック
について、語れるだけ暴露していこうと思います。
試験当日や直前に控えている人は参考にどうぞ。
もくじ
TOEIC(Part1)のコツやテクニック
パート1におけるコツやテクニックは
- 写真で「人の有無」を要チェック
- 目立つものが正解とは限らない
- 「beenとbeingの区別」に注意する
この3点です。
①写真で「人の有無」を要チェック
パート1では写真に「人が写ってるかどうか」がとても重要です。
というのも、人が写ってる時点で
完了形の選択肢は間違いの可能性大
ということが判断できるから。
逆に進行形は「動作をしてる表現と相性がいい」ので、いろいろ判断がしやすいです。
なので、もし写真に人がいたら「完了形は正解になりにくい」ことを覚えておくといいですよ。
②目立つものが正解とは限らない
次は「目立つものばかり意識がいくのは危険」というお話。
初心者の人ほどやりがちなので、これは注意です。
どういうことかというと、例えばこんな写真があるとします。
車がたくさん写ってるので「乗り物に関する文がくるかな?」と思いきや。。。
- 道路に「線」が引かれている
- 建物が「影」を作っている
- カラーコーンが「1列」に並んでいる
こういった「視点」で聞いてくるケースも実はあります。
車ばかり見ていると、こういう視点になかなか気づけないので注意したいところ。
中級者~上級者くらいの人は、この手の問題にも慣れておくとスコアが安定すると思います。
③「beenとbeing」の区別に注意する
「been」と「being」の区別もとても大事です。
初心者の人も、しっかりと区別できるようにしておきましょう。
「意味の区別くらいは出来るよ?」と思うかもしれませんが、大事なのは「音の区別」です。
ここが意外と難しかったりします。
リスニングでの聞こえ方は
- been:ビン
- being:ビーン
ナレーターにもよりますが、こんな感じで理解しておけばOK。
(※「been」を「ビーン」と思ってると、まず聞き分けはできません)
何度も問題集で意識しながら、何度も何度も聞きまくりましょう。
TOEIC(Part2)のコツやテクニック
パート2のコツやテクニックは
- 疑問詞はなんとか聞き取る
- 答えは「消去法」で選んでいく
- 似た音を含んだ文は「まず疑う」
この3つです。
①疑問詞はなんとか聞き取る
これは他でも言われますし、参考書でも言われてますが...
初心者の人はまず「疑問詞なんとか聞きとる」ことが大事です。
理由はいうまでもなく、選択肢を絞りやすくなるからですね。
これについては、とにかく普段から聞いて「耳に慣れさせる」こと。
リスニングは聞き取れないとまずどうしようもないので...
②答えは「消去法」で選んでいく
パート2を解くときは「消去法」で答えを絞るのが1番です。
選択肢が3つしかないので、1つでも自信を持って消去できれば、それだけで正答率は上がります。
- 関係ない単語や表現がでてきた
- 似た音で引っ掛けてきた(※③で解説)
この辺は、消去法で消しやすい特徴のある英文です。
わからない問題でも最悪、2択までは絞っておきたいところ。
③似た音を含んだ文は「まず疑う」
パート2あるあるですが「似た音の単語」って不正解のケースが多いです。
これは「1部の単語を聞いただけで、正解されては困る」ことを想定して、こうなってます。
なので、裏を返すと「真っ先に不正解になりやすい」わけですが。。。
このテクニックは初心者の人には効果的ですね。
とはいえ、100%そうとも限らないので、1つのコツとして使ってもらえればと思います。
TOEIC(Part3)のコツやテクニック
パート3のコツやテクニックは
- 先読みは「設問3の読み上げ中」にやる
- 先読みのコツは「設問」だけ読む
- 文字よりも「イメージ」で記憶に残す
- 「完璧主義」は捨てる
この4点です。
①先読みは「設問3の読み上げ中」にやる
先読みのテンポとしては
設問3を読んでる間に、次の先読みをする
これが1番、無理なく出来る先読みかなと思います。
というのも「設問を聞きながら本文を聞く」のはレベルが高いから。。。
私も何回か、聞きながら設問を見て解いてみましたが、どうも自分には合わなかったですね。
- 先読みをして解く
- 本文を聞きながら設問を読む
ここに関しては賛否両論あると思うので、最終的には「自分がやりやすい方で解く」のが1番かなと。
自分でよくわからない人は、練習問題を使って試してみてください。
②先読みのコツは「設問」だけ読む
これも賛否両論あるのですが、基本的に「設問だけ読む」といいです。
というのも、シンプルにあの短い時間で「設問+選択肢まで見る」ってハードだから。
少なくとも、自分は設問を読んで「聞かれること」を頭に残すので精一杯。
あとは「余計な情報をいれない」という意味でも、あまりしないほうが混乱しないのかなと。
ここについても、両方試してみて、自分がやりやすい方で解いてもらえればOKです。
③文字よりも「イメージ」で記憶に残す
「リスニングの内容を忘れやすい」という人は
文字よりもイメージで頭に残す
これがオススメです。
文字よりもイメージの方が印象に残るので、どのレベルの人にも使えるテクニックです。
これはパート4でもそのまま活かせると思います。
パート3よりも、パート4の方が文章は長いので。。。
慣れない人は、まずパート3の内容をイメージで記憶に残す練習するのが1番です。
ちなみに私は「嬉しい」「嫌」「怒り」といった感情も通して聞いたりしますね。
④「完璧主義」は捨てる
パート3をテンポよく解くために「完璧に解こうとしない」のも1つのコツ。
これをやると、先読みをする時間を減らす要因になるので、本当に気をつけましょう。
今はこれを見て「自分も気をつけよう」って思うかもしれませんが...
結構な人は、それでも本番でやってしまいがちです。
やはり無意識に「今回は高いスコアを取るぞ!」って思ってるので、分かっててもやりがちに。
練習問題でも、完璧にやろうとしないで、テンポよく解く練習をするといいですよ。
⑤3人の会話は「男女の区別」を意識
パート3では、3人の人が会話をする内容もあります。
これが苦手という人は「男女の区別をまず意識する」ことをオススメします。
名前で区別できるのが望ましいですが...
早いリスニングを聞きながら、それをやるっていうのは初心者だとハードなので。
それならとりあえず「男性の発言か?女性の発言か?」だけを押さえるほうがまだ楽だと思います。
TOEIC(Part4)のコツやテクニック
パート4のコツやテクニックは
- 先読みのテンポは「Part3と同じ」
- 時には「捨てる」覚悟も大事
この2つです。
①先読みのテンポは「Part3と同じ」
パート4で先読みするときも「Part3と同じ」やり方でOKです。
問題の構成は何も変わってないので、特に変えることはなにもありません。
設問を見るか、選択肢を見るかは自分のやりやすい方で。
②時には「捨てる」覚悟も大事
パート3でも言いましたが...
リスニングパートはとにかく「1つの問題に固執しない」ことが重要です。
音声も1回しか流れないですし、1つの問題に執着して、次の先読みができないほうがリスク大です。
なので、もし先読みに支障が出るようであれば、その1問は捨てて「次の3問を取りにいく」切り替えをしましょう。
TOEIC(Part5)のコツやテクニック
パート5のコツやテクニックは
- 原則「品詞で解く」つもりで
- 選択肢を先に読んでおく
- 英文は「全部」目を通すこと
この3点です。
①原則「品詞で解く」つもりで
パート5を解くときは「品詞を意識して解く」のが大事です。
というのも、1問ずつ訳して解いてると「時間が足りない」から。
特に高いスコアを狙っている人ほど、パート5にかける時間は減らしたいところ。
またパート6も文法問題がでるので、そちらでも時間の短縮ははかりたいですね。
②選択肢を先に読んでおく
パート5を品詞で解くコツとしては「選択肢を先に読んでおく」これが大事になってきます。
選択肢を見ることで「何の知識が問われているか?」が分かるからです。
文法特急とかで対策してると、意外と訳さなくても解ける問題って多いですよ。
時間が足りなくてやきもきしてる人は、1度パート5の解き方を見直してみるといいですね。
③英文は「全部」目を通すこと
パート5を解くときは「英文を最後まで目を通す」ようにしましょう。
というのも、問題によっては「文脈」「用法」で解くものがあるから。
空欄の前後だけで考えると、逆にひっかけ問題に引っかかることもありますからね。
意外と空欄のあとを読むことで、問題を解くヒントとかあったりするので、最後まで見ることをオススメします。
TOEIC(Part6)のコツやテクニック
パート6のコツやテクニックは
- 解くときは「上から順番」に読んでいく
- 順番どおりに解く必要はなし
この2点です。
①解くときは「上から順番」に読んでいく
パート6を解くときは「上から読んで解く」のがベターです。
パート5のように、空欄の前後だけで解くと、文章を挿れる問題で困るので。。。
またパート6は文法問題が確かにでるのですが、内容を理解してないと、結局選べない設問も多々あります。
特に選択肢がすべて「名詞」「副詞」ってなると、文脈で判断する必要がありますからね。
パート6は実質「パート7」の感覚で解くのが良いと思います。
②順番どおりに解く必要はなし
パート6では「順番どおりに解く必要はない」です。
特に文を挿れる空欄が「冒頭~やや冒頭」あたりだと、まず無視してOK。
なぜかと言うと、冒頭部分だと「話の内容や展開」がわからないので、答えを選びにくいから。
であれば、とりあえず挿入問題はスルーして、文法問題を先に片付けたほうがいいです。
私も基本的に、始めの方で空欄があれば、まずスルーしてます。
後半まで読めば、ある程度、内容は掴めるのでいきなり解くよりは早くマークできますよ。
TOEIC(Part7)のコツやテクニック
パート7のコツやテクニックは
- シングルP→設問の順番でヒントが出やすい
- ダブルP→照らし合わせで解くことを視野に
- トリプルP→順番どおりに解くクセはやめる
- 速読のコツ→「とにかく読む練習」
- 長文のコツ→「主語と動詞」を意識する
この5点です。
①シングルPは「設問の順番」でヒントが出やすい
シングルパッセージは「設問の順番でヒントが出やすい」です。
- 1問目:本文の冒頭あたり
- 2問目:本文の中間あたり
- 3問目:本文の終わりにかけて
なので、基本的には順番に解いていくやり方でOK。
シングルパッセージについては、特にコツやテクニックはないです。
正攻法で解いていけば、まず問題はないと思います。
②ダブルPは「照らし合わせ」で解くことも視野に
ダブルパッセージから「照らし合わせて解く」ことを意識します。
シングルと違い、設問の順番とヒントの位置が必ずしも、一致してるわけではないです。
なので、1枚目の文章を読んで「設問のヒントがないような...」と思うのは普通のこと。
2枚目の文章にヒントがあるかもって、すぐ切り替えることが大事。
- 設問1:1つ目の長文にヒント
- 設問2:2つ目の長文にヒント
- 設問3:1・2の長文を総合して判断
こういう感じで考えてもらえばOKです。
③トリプルPは「順番どおりに解く」クセはやめる
トリプルパッセージは「順番どおりに解く」クセはNGです。
3つも長文があるので、ヒントがそれぞれ散りばめられてるからです。
なので、解くときは「設問だけ頭に入れて、分かるものから手を付ける」のがベスト。
無理して順番どおりに解く必要はありません。
問題によっては始めの設問なのに、ヒントは「3つの長文に実はありました」ってことも珍しくないので。
なかなかヒントが出てこないと不安になりますが、トリプルだとそういうこともあるって覚えておきましょう。
④速読のコツ→「とにかく読む練習」です
パート7で「早く読むコツってなんですか?」って声をよく見ますが...
個人的には「読む練習をするしかない」と思います。
当たり前ですが、知らない表現や構文は、知るまでずっと知らないままなので。。。
ここに関しては、量をこなしていくしかないと思います。
とはいえ、中高で習うような文法や構文を押さえるだけでも、読める文は増えるはずです。
実際はやたら読むよりも、次で触れる「精読」をまずやったほうがいいと思いますよ。
⑤長文のコツ→「主語と動詞」を意識しよう
長文を読むときに大事なのは「主語と動詞を意識して読む」ということ。
文の内容を理解するためにも、これは大事です。
たまに「文を読んだのに内容が頭に入ってない...」ことってないですかね。
あれは結局、読んだつもりでも、内容が理解できてないので頭に残ってないパターンが多いです。
なので、長文を読むときは「何がどうしたか?」を整理して読まないとダメです。
- 内容が把握できる→記憶にのこっている
- 内容が把握できない→記憶にのこらない
です。
特に、パート7で「何度も読み返してしまう」人は、とりあえず目を通してるだけの可能性が高いです。
スピードを求めた結果、また返り読みしてると本末転倒なので...
内容の理解を重視して読むためにも「主語や動詞」は意識して読むべきです。
【まとめ】TOEICは「コツ・テクニックが通用しない」傾向も強くなっている
ここまで「TOEICのコツ・テクニック」を紹介してきました。
個人的な意見ですが、TOEICはコツやテクニックが通用しない傾向が強くなってると思います。
いわゆる「知識がなくても答えが出せる」といった方法ですね。
なのでここで紹介したコツやテクニックは、あくまで「最終手段」として使ってもらえればと思います。
といっても、リーディングパートはコツと言うよりも「正攻法」に近いものばかり紹介してましたが...
ぜひ参考にしてスコアUPを目指してくださいね。