
■TOEICには過去問がないって本当?
■過去問を買う方法って無いのかな
■過去問にちかい問題集も教えてほしい
こういった質問について答えていきます。
いきなり答えを言ってしまいますが、TOEICには過去問が売られてないです。
なのでどうしても市販で売られてる問題集を使う必要があります。
ですが、実は売られてないだけで、買うこと自体はできるんですよね。
そこで今回、お話をするテーマは
- TOEICの過去問は韓国から買える(※方法も解説)
- TOEICの過去問を使うときに注意すること
- 過去問に近いTOEICの問題集○選
この3点について。
もくじ
TOEICの過去問は韓国から買える(※方法も解説)
①TOEICの過去問はAmazonで買えます
まず結論からですが、TOEICの過去問はAmazonで買えます。
おそらく「TOEIC 韓国」あたりで調べてもらえば見つかるはず。
1000問あるので、回数に直すと「試験5回分」の演習ができます。
値段は日本での公式問題集とあまり変わりませんが、質を考えたら破格だと思いますよ。
とはいえ「それ本当に過去問なの?なんで韓国だけ出回ってるの?」と疑問に思う人もいると思うので...
どうして韓国では過去問が売られてるのかについても触れておきます。
②韓国は「問題を公開してもOK」な国【※仕組みを解説】
『なぜ韓国はTOEICの過去問を公開できるのか』TOEIC満点&アメリカ移住ブログ|https://t.co/hoXZfkp3XK
— 森田鉄也 (東進・河合塾・TOEIC満点YouTuber) (@morite2toeic) December 23, 2017
これも結論からですが、韓国では「試験問題を公開してもOK」な国です。
ちなみに日本では「公開NG」なので、もちろん売られていません。
というのも「問題の使い回しがOKかどうか」が国によって違うから。
- 韓国:使い回しはNG(※問題をすべて暗記されたら困るから)
- 日本:使いまわしOK(※公開・韓国・IPテストで使うからOK)
日本は使いまわしをしまくってるので、当然問題は公開されません。
韓国のように覚えられたら簡単にスコアを取られちゃいますからね。
逆にTOEICは、使い回しをしないので、問題は公開しても問題ないわけです。
(※同じパターンや問いを作らないので)
TOEICの過去問を使うときに注意すること
TOEICの過去問題はたしかに良いのですが...
使う人によっては注意が必要なときもあります。
その中でも、下の3つについては覚えておくといいですね。
- 解説はすべて韓国語
- ある程度の英語力がないと復習が困難
- スコアが低い人は日本の問題集を使うべき
それぞれ順番に見ていきます。
①解説はすべて「韓国語」
当たり前ですが、韓国が出してるので「解説は韓国語」になってます。
問題自体は英語なので、普通に解いていく分には困らないのですが...
韓国語が読めないと、次で触れる「解いたあとの復習」で困ってしまいます。
②ある程度の「英語力」がないと復習が困難
TOEIC公開テストまであと1週間ですが、韓国の過去問が届いたので今日からやっていきます!とりあえずリーディング。解説が韓国語で読めないのが悲しい😂どうせなら英語で書いてくれたらさらに勉強になるのに…笑 pic.twitter.com/znMuR5Scvx
— ゆう(テニス&TOEIC勉強垢) (@yuu_tennis_kei) November 16, 2019
解説が韓国語になってるので、英語が苦手な人だと復習がハードです。
理由は言うまでもなく「解説が日本語じゃない」から。
TOEICは解いたあとの復習がなにより大事ですからね。
その復習ができないとなると、ただ問題を解いただけになってしまいます。
自分が間違えた理由、他の選択肢が間違いの理由がわからないとモヤモヤします。
そういう意味でも、ストレスになってしまうのでNGです。
③スコアが低い人は「日本の問題集」を使うべき
スコアがまだ低い、自分で間違えた理由を理解できない人は「日本の問題集」でOKです。
解説が日本語になってますし、シンプルに親切ってこともありますので。
日本にある問題集のクオリティもお墨付きですからね。
ベテランの人が毎回受けて、その傾向を反映させた問題集を出してくれます。
初心者~上級者に向けた問題集があるので、自分に合った勉強・本を選べるという意味でもオススメです。
韓国の過去問を使うのはその後でもいいと思いますよ。
私もまだそこまでしなくても、やるべき対策はいくらでもありますし...
過去問に近いTOEICの問題集3選
過去問に近いTOEICの問題集をいくつか紹介しておきます。
もちろん他にも問題集はいろいろありますが、とりあえずこの中から選んでおけばOKかと。
ただ注意してほしいのは、上の3つは中級者~上級者向けになってます。
初心者~600点台を狙うのであれば、目標スコアに対応した問題集を選ぶのがオススメです。
特に英語が苦手な人は、わかりやすい問題集、パート別に絞って勉強するのが○
特にリスニングに関しては、解説がわかりやすい方が聞き取るテクニックも載ってるので安心です。
【まとめ】TOEICの過去問は良し悪しあります【※初心者が使うと危険】
ここまでTOEICの過去問について紹介しました。
過去問はやはり「問題の傾向が掴める」という大きなメリットがあります。
公式が実際に出した問題をそのまま演習に使えるので、教材としては最強です。
とはいえ、上でも触れたように過去問のデメリットもあることは知っておきましょう。
正直、参考書とあわせて使えば復習もできますが、人によってはかなり時間がかかってしまうので。
自分のスコアや英語力と相談して、韓国の問題集に手を出すかどうか決めてくださいね。