「高校生のTOEICの平均点って何点?」
「TOEICって受験で有利になるの?」
「初めて受ける場合の勉強法を知りたい」
こういった疑問についてお答えします。
特に高校生だと「TOEICと受験英語って何が違うの?」こう思う人も多いかと思います。
また受験で有利になるか、TOEICの勉強法など、初めて受ける人は疑問に思うはずです。
そこで今回のテーマは
- TOEICの平均点や目標点【※高校生】
- 初めて受験する時の注意点
- おすすめの勉強法や参考書
この3点を中心に解説をしていきます。
もくじ
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TOEICの平均点(スコア)や目標点【※高校生】
- ①高校生のTOEIC平均点(スコア)は「418点」
- ②高校生の目標点は「500点」
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初めて受験する時の注意点
- ①高校生にとってTOEICは「難しい」
- ②TOEIC専用の対策をすること
- ③「受験英語」だけでは通用しないです
- ④時間配分は「受験(センター)」よりシビアです
- ⑤高校生は「塗り絵」を覚えておこう
- 【TOEIC】高校生におすすめの勉強法や参考書
- 【まとめ】高校生も平均スコアは十分狙えます【初めて受ける人も安心】
TOEICの平均点(スコア)や目標点【※高校生】
①高校生のTOEIC平均点(スコア)は「418点」
高校生のTOEIC平均スコアは「418点」とされています。
こちらが高校生が、実際に受けたときの平均スコアです。
スコアの内訳をみると
- リスニング:250点
- リーディング:168点
このようになっています。
TOEICは前半にリスニング、後半にリーディングを解きます。
リスニングは順番に進むので、問題自体は全て答えることができます。
逆にリーディングからは「自分のペースで解ける」ようになってます。
なので、時間の管理があまいと「時間が足りない」ってことになりやすく「最後までマークできない」ケースが多いです。
なので、リーディングのスコアが低くなりやすいのかなと思います。
②高校生の目標点は「500点」
高校生のTOEICの目標点は
「500点」
これが1つの目安になるかと思います。
理由は3つあります。
- Part5は「文法問題」なので得点源にしやすい
- Part1~2も、高校生が比較的解きやすい
- 500点が「受験英語」でも狙える範囲内である
TOEICは英検のように「試験の内容がレベルによって違う」というものではありません。
英語力が低い人~高い人まで一律で「同じ試験」を受けます。
なので、高校生で習う英語レベルで解ける問題をしっかり取れば、500~600点は十分狙える範囲です。
初めて受験する時の注意点
①高校生にとってTOEICは「難しい」
まず高校生にとっては
TOEICが難しいと感じる
という点。
理由は上でも言ったように
全員が同じ試験を受けるようになっているから
具体的に言うと、TOEICでは
- 中学レベルの英語
- 高校レベルの英語
- ビジネスレベルの英語
こんな感じで、いろいろな範囲から問題が出されます。
なので、この「ビジネス英語」が絡む問題が出ると、問題がどうしても難しく感じます。
「解ける問題」と「解けない問題」の落差が激しいとも言えますね。
②TOEIC専用の対策をすること
ということで、高校生が高いスコアを目指すとなれば
TOEIC専用の対策をする
これが必要になってきます。
TOEICの勉強を本気でしようと思うなら、大学受験英語からどんどん離れないといけない。あれとは別ものだと意識しよう。
— ワンピースの点取り屋 (@pointgetterop) October 9, 2019
受験で習う英語も多少なりは役に立ちますが…
相応のスコアを目指すなら「TOEIC特有の対策」はどうしても必要です。
③「受験英語」だけでは通用しないです
TOEICは「受験英語」だけでは通用しないです。
というのも、TOEICと受験では「求められる力」が変わってくるからです。
具体的にどう違うか具体例を挙げると…
- TOEICは「書き込み・メモ禁止」です
- 日本語で考えてると「リスニング」追いつきません
- 英語の意味が、TOEICと受験英語で違う
- TOEICは問題を解く「処理速度」が重要
- リーディングの方が点が高くなりがち(※初回)
こういった特徴があります。
誤解してほしくないのが
受験と違う英語の勉強をしてください
というわけではないこと。
受験英語は「英語の基礎を固める」意味ではとても重要なので…
その基礎を固めた上で、TOEICの対策に望む必要があるんです。
④時間配分は「受験(センター)」よりシビアです
これから受験する高校生に1番言いたいのは
TOEICでは受験より時間配分が厳しい
という点です。
というのも、TOEICは試験時間に対して「問題量が多すぎる」から。
TOEICに圧倒的敗北。リスニングはわけわかめだし。リーディングは全く時間足りないし。残50問で残り時間20分とか無理ゲーだったので20問くらいは問題を見ずにマーク。終わったーorz新たな課題も見つかったので半年後の来年3月にリベンジしたいと思います。
— がんばる (@ganbarumasu0525) September 29, 2019
慣れない人、初めて受ける人、対策が出来てない人は口を揃えて
「時間が足りない…」
というほど、TOEICの問題は多く、時間は短いです。
⑤高校生は「塗り絵」を覚えておこう
「時間が足りません」
という人に毎回おすすめするのが「塗り絵」
要するに「最低でもマークだけはしておきましょう」ってことです。
「スコア下がるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、下がらないので大丈夫です。
TOEICは
正解の数に応じてスコアが決まる
ようになっているので、勘で当たった問題もしっかり加算されます。
最後のあがきとして、少しでもスコアUPするためにおすすめします。
【TOEIC】高校生におすすめの勉強法や参考書
高校生におすすめの勉強法と参考書については
TOEICを毎回受けている人が出してる参考書
を使って勉強するのが1番です。
理由は言うまでもなく
毎回受けてるので、効果的な勉強法・解き方
を知り尽くしているからです。
中でもおすすめの著者は
- 花田徹也さん
- TEX加藤さん
- ヒロ前田さん
- 関正生さん
- 八島晶さん
このあたりの人たちです。
この5人の人が出している参考書を
実際に本屋で中身を見て
買うようにしてくださいね。
(※個人の英語力や理解度が違い、万人にオススメできる参考書がないため)
特に高校生であれば、TOEICを受ける人はほぼ初めてだと思うので…
ベテランが出している人のアドバイスが載ってる参考書の方が、スコアは上げやすいかなと。
【まとめ】高校生も平均スコアは十分狙えます【初めて受ける人も安心】
今回は「高校生のTOEIC」に関して
- 平均スコアや目標点
- TOEICを受けるときの注意点
- 勉強法や参考書
これらを解説してきました。
高校生は、受験のこともあるのでTOEICで平均点を取るのは難しいと思われがちですが…
受験で英語の基礎をしっかり固めれば十分狙えます。
高いスコアはともかく、平均であれば「600点を狙う系」の参考書で、試験全体の概要を知るだけでも有利です。
もしも、大学受験などを見越して受験を考えてる人は、ぜひ受けてみてくださいね。