
■何から始めればいいのか分かりません
■初心者がやるべきことを教えてほしい
TOEICを初めて受ける初心者の方は「TOEICの勉強法」で悩むと思います。
特に英語が苦手な人であれば、TOEIC対策よりも基礎からやり直すほうが良いのかなど...
何から始めればいいのかすら分からないですからね。
ということで今回は
- TOEICの初心者がやるべき勉強法
- 英語が苦手な人は何からやるべきか
- 初心者が短期間でスコアを上げるコツ
この3点を中心に解説をするので、参考にしてみてください。
私も「元英語嫌い」で、初TOEICのスコアが300点台でした。
その経験を含めてアドバイスが出来ればと思います。
もくじ
TOEICの初心者がやるべき勉強法
TOEICを初めて受ける初心者の人は
- 中学~高校の文法を復習する
- 単語は600点レベルを押さえる
- 短いリスニングが出来るようにする
この3点を優先すればとりあえずOKかなと思います。
①中学~高校の文法を復習しておく
TOEICをこれから受ける初心者は
中学と高校レベルの文法を復習しておく
これがとても大事になってきます。
何故かと言うと、Part5で「文法知識を問う問題が出る」からです。
問題数は30問もあるので、初心者にとって「貴重な得点源」になるのも大きなポイント。
TOEICだからといって、滅茶苦茶難しいものは出ません。
出てくる単語は1部、見慣れない単語はあるものの...
中学や高校で習った文法が理解できていれば、しっかり解けるレベルです。
初心者向けの英文法の勉強法は
こちらを参考にしてください。
②TOEIC単語は600点レベルを押さえる
TOEICの対策として、単語も覚えなければいけませんが...
まずは600点レベルの単語を押さえましょう。
なぜ600点レベルかというと
リーディングで文をある程度読めるようにするため
これが大きいです。
もちろん600点レベルあっても、全部ちゃんと理解できるわけではないです。
ですが、それでも600点レベルであれば「比較的よく出る単語」でもあるわけです。

やはりよく出る単語を先に覚えるほうが、点は伸ばしやすいハズ。
600点レベルはTOEICで語彙力の目安になってくると思います。
③短いリスニングは出来るようにする
TOEICは、リスニングとリーディング、問題が2つに分かれてます。
受験みたいに「点数の配分はリーディングの方が高い」という試験ではありません。
なので初心者の人も
短めのリスニングは聞き取れる
くらいの練習や対策をしておきましょう。
でないと「リスニングで全く点が稼げない...」なんてことになりますからね。
TOEICのパート1~2は、文が短めなのでリスニングの練習にもピッタリだと思います。
まずは短くかつ簡単な英文は聞き取れるようになっておきましょう。
英語が苦手な人は何からやるべきか【※超初心者向け】
上で紹介した勉強法は「英語はまあまあわかります」という人向け。
「中学の英語も自信がない」「TOEICが難しすぎる」
という超初心者の人向けの勉強法も触れておきます。
私がオススメする勉強法はこの3つ。
- 中学英語からやり直す
- 英単語をイメージで覚えてみる
- TOEICアプリで勉強してみる
それぞれ順番に解説します。
①中学英語のやり直しから始める
英語が苦手な人はまず
中学英語のやり直しから始める
これが最優先です。
理由はいうまでもなく、英語の基礎がわかってないと
- TOEICの問題が解けない
- 英文も何となくで読んでしまう
- 解説を読んでも、理解ができない
といった感じで、中々スコアUPに繋がらなくなるからです。
今は英語が苦手な人向けに「わかりやすさ重視」の参考書が売られています。
学校の教え方がわかりづらくて「英語や文法が嫌いになった」人も多いと思うんですよね...
なので、英語が苦手という人はとにかく「わかりやすい参考書」で勉強するのがオススメです。
②単語をイメージで覚えてみる
英語の勉強法の1つとして
単語をイメージと結びつけて覚える
方法があります。
丸暗記だとすぐに忘れてしまう人もいると思うので、これもオススメです。
これはTOEICの単語を覚えるときにも使えますよ!
もし、中学英語もなかなか頭に入らないという人は
わかりやすいで有名な「関正生先生」の本で学び直すといいかもしれません。
なるべく暗記に頼らずに英語を理解できるようになると思いますよ。
③TOEIC(英語用)アプリで勉強をしてみる
「参考書や問題集で英語のやり直しをしなくない」
という人は、アプリで勉強するのもアリです。
「英語が苦手な人がTOEICアプリを使っても意味ないのでは?」
と思われるかもしれませんが...
スタディサプリではTOEICに使われる文法解説が数十あってどれもわかりやすい。オススメ対象は文法書やったけどリーディングが上がらない人。
本で一通りやった内容の確認と解説が行われるから、ただ動画見るよりも理解しやすいんですよ本当に。独学も重要だけど、教わることで更に理解深まる。 https://t.co/JFqsWfoL0r— masa (@masa_no_san) October 28, 2019
数あるTOEICアプリの中でも、スタディサプリTOEICは「文法の基礎も不安」という人にも使いやすい内容になってます。
ちなみにスタディサプリTOEIC内には
- パーフェクト講義:文法のおさらい目的の動画
- 基礎英文法:1から文法をやる人向けの動画
この2種類があるので、自分に合ったものを選ぶことも可能です。
初心者が短期間でスコアを上げるコツ
初心者が短期間でスコアを上げるコツは
- パート1・2・5・6を集中して勉強
- TOEICの問題集を一通り解いてみる
- 600点を目指す系の問題集を使う
この3つがあります。
①初心者はパート1・2・5・6の勉強を
短期間でスコアを上げるのであれば
TOEICのパート1・2・5・6を集中して勉強する
これが効率よくスコアを上げられます。
その理由としては
- 初心者が得点源にしやすい
- 問題の難易度が他より低め
- 短期間の勉強でもスコアUPにつながる
こういった特徴があるからです。
もしもどのパートから勉強すればいいか迷っている人は、この4つを優先して勉強しましょう。
初心者がTOEIC対策をするにはピッタリなパートです。
②TOEICの問題集を一通り解いてみる
余裕があれば、TOEICの勉強をする前に
問題集(参考書)を一通り解いてみる
これを強くオススメします。
というのも、実際にTOEICで出る問題を解くことで「自分の得意・不得意な英語力がハッキリする」からです。
苦手な部分が分かっていれば、やるべき勉強もわかりやすいですからね。
TOEICでは公式問題集が出ているので、受験までに余裕があれば買ってみるのも1つの手。
③「600点を目指す」系の問題集を使う
「初受験でTOEICのことをよく知りません...」
という人は、600点を目指すといった問題集を選ぶといいですよ。
というのも、この手の問題集は
- TOEIC全体の特徴を知ることができる
- どんな勉強をするべきか解説されている
- 取るべき問題を事前に知っておける
といった知識も合わせて得られるからです。
600点を目指す参考書はいろいろ出ていますが、英語初心者の人であれば
これがわかりやすく、かつ多くの人が苦手なリスニングのコツまで分かってオススメです。
【まとめ】TOEICの初心者は「基礎英語」を固めることから【基礎は本当に大事です】
ここまで「初心者向けのTOEICの勉強法」を紹介しました。
TOEICは難しい、ビジネス系の試験というイメージが強いですが...
初心者であれば、やるべき勉強はある程度ハッキリしているものです。
もちろん単語を覚えたり、長文を読む練習も大事ですが
初心者の人は「基礎の英語」を固める
これを1番優先してほしいと思います。
今回のTOEICを振り返って、文法がすごく大事だと思った。
これまで、パート5の勉強は比較的少なかったが、よくよく考えれば、文法は文章のルールであり、リーディングでもリスニングでも不可欠な要素のはず。
文法がわからない。それは、ルールを知らずにスポーツやるみたいなことだと思う。— 若人 (@H9hJcTlD5pjahkn) May 27, 2019
実際、初めのうちは文法あたりを復習するほうがスコアUPはしやすいです。
「文法=英語のルール」みたいなものですからね。
ここを押さえると、他のパートや勉強もかなりしやすくなるはずです。