TOEICが100点台だったんだけど…
100点台ってどれくらいヤバイの?
100点台の人は何から勉強すべき?
こういった疑問について答えていこうと思います。
いきなり結論ですが、100点台の人は「英語の基礎力」がかなり抜け落ちてます。
どちらかというとTOEIC対策よりも「中学・高校の英語」をやり直すのが正解です。
そこで今回はこの3つのテーマでお話します。
- TOEIC100点台の現状【※基礎英語をやり直そう】
- TOEIC100点台の人向けの勉強法
- 基礎がないままTOEIC対策するのはキケン
100点台で絶望してる人も心配はいりません。
やるべき勉強法がわかっていれば、スコアはグングン伸びるので。
もくじ
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TOEICが100点台の現状【※基礎英語をやり直そう】
- 【現実】基礎的な英語力が「かなり不足」してます
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TOEIC100点台向けの勉強法【※流れを解説】
- ①まずは「中学生レベル」の単語と文法から
- ②次に「高校生レベル」の文法をやる
- ③まずは「600点」を目指してTOEIC対策
- 基礎がないままTOEIC対策はキケン【※モチベ下がります】
- 【まとめ】TOEIC100点台は「基礎英語」を優先【※TOEIC対策は後回し】
TOEICが100点台の現状【※基礎英語をやり直そう】
【現実】基礎的な英語力が「かなり不足」してます
結論から言うと、TOEICで100点台取る人は「基礎的な英語が不足している」
これをまず理解しておきましょう。
ココで言う「基礎的な英語」というのは
- 中学生レベルの基礎がわからない
- 単語や文法の意味もわかっていない
- 語順の理解もあいまい
という意味です。
当たり前ですが、基礎が分からないとTOEICでスコアを伸ばすのは難しいです。
TOEICでは主に「リスニング」「リーディング」の2種類あるのですが
- リスニング→何を言ってるのか全くわからない
- リーディング→読んでも意味が読み取れない
おそらくほとんどの人がこうだと思うんですよね。
なので、まずはとにかく「基礎英語のやり直し」からです。
この次で具体的な勉強法について解説していきます。
TOEIC100点台向けの勉強法【※流れを解説】
主な手順は以下のとおりです。
- 中学生レベルの英語からやり直す
- 高校生レベルの英語を学習・復習
- まずは600点を目指してTOEIC対策
それぞれ順番に解説をします。
①まずは「中学生レベル」の単語と文法から
まずは「中学生レベルの単語や文法」から始めます。
具体的には…
- 「be動詞」とは何か?
- 疑問文や否定文の作り方
- 過去形・未来形のルール
この辺の基礎から丁寧にやり直すといいです。
というのも、TOEICではこういった「基礎知識」も当たり前のように問われるからです。
(※特にPart5でそのまま活きてきますよ)
実際にTOEICでは
- Where→「場所」を聞いてるのがわかる
- How many→「数」を聞いてるのがわかる
- will ◯◯→◯◯に入る「動詞の形」は何か
こんな感じの理解をするだけで解ける問題がありますからね。
ちなみに中学レベルの英語をやるのであれば
- 中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく
- 中学校3年間の英語が1冊でわかる本
- 世界一わかりやすい中学英語の授業
この辺りを選んでOKはまずOKです。
どれも理解しやすい作りになってますので。
とにかく初めは「中学レベルの英語」から鍛えていきましょう。
②次に「高校生レベル」の文法をやる
中学英語の基礎が固まったら「高校生レベルの文法」です。
この理解をしっかり固めておきましょう。
ここで気をつけたいのは、「文法の参考書選び」です。
わかりやすい解説もあれば、かなりわかりづらいものまでピンきりです。
特に中学英語からやり直している人は「解説がとにかくわかりやすい」ものを選ぶとOK。
高校英語になると、どうしても内容も複雑になってきます。
無理に暗記で乗り切ろうとしても、後で忘れやすくなりますからね。
個人的にはこの3つがオススメです。
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- スタディサプリTOEIC
- 英文法キャラ図鑑
- 世界一わかりやすい英文法の授業
どれも同じ人が教えてるのですが「なぜそうなるのか?」を親切に解説してくれます。
文章で理解できればそれでOKですし、動画で解説してほしい人はスタサプあたりは超おすすめ。
暗記が苦手な人ほど「理屈で理解する」ほうが頭に入って来ますよ。
③まずは「600点」を目指してTOEIC対策
基礎の英語がそこそこ理解できたら、いよいよTOEIC対策です。
個人的にはまず「600点を目指す問題集」を使って勉強するのがオススメです。
理由は3つあります。
- 自分が取るべき問題がわかる
- 逆に捨てるべき問題もわかる
- 問題も難しくないのでやる気もでる
いきなり700とか800点を目指すのは現実的ではないですからね…
TOEICの形式になれる意味でも、まずは600点を目指すくらいの気持ちがちょうどいいです。
後、あまりに上級者向けの問題集に手を出すと「ぜんぜん正解できない」ってなる可能性もあるので。
勉強のモチベを下げる要因にもなるのであまりオススメしません。
600点を目指す問題集もいくつか紹介しておきます。
- TOEIC TEST初めてでも600点が取れる
- 世界一わかりやすいTOEICテスト(600点突破レベル)
- 2ヶ月で攻略 TOEICテスト600点
基礎がないままTOEIC対策はキケン【※モチベ下がります】
「TOEICを解きながら基礎のおさらい出来るのでは?」
こう考える人もいると思いますが、個人的にはオススメしません。
理由はシンプルで「解説を読んでもわからなくなる」からです。
これは実体験ですが、自分もスコアが300点くらいの時に「公式問題集」で始めたんですよね。
でも解いた後、解説を読んでも「え?なんでそれが答えになるの?」みたいなケースが結構あったんですよ。
あくまで問題集の解説は「最低限の知識は理解できてる」前提で載ってます。
特に文法に関してはそうで、そもそも論からは説明してくれないですからね…
なので、最低でも中高レベルの英語は理解した上でTOEIC対策するのがベストです。
【まとめ】TOEIC100点台は「基礎英語」を優先【※TOEIC対策は後回し】
今回の内容をまとめます。
- 100点台は「中学の英語」も怪しい
- まずは「中学の英語」から復習
- 「中学英語→高校英語→TOEIC対策」が無難
- まずは「600点目指す問題集」がオススメ
TOEICは「基本的な英語力」が試される試験です。
なので、基礎的な知識が不十分だと、結構スコアを取りにくくなります。
でも、言い換えれば「基礎的な知識がわかる」なら、スコアは比較的、伸ばしやすいとも言えます。
もちろん、TOEIC特有の難しさは少なからずありますが…
基礎を押さえるだけでも、点の伸びはかなり変わるのでぜひ頑張ってくださいね。