
英語学習に洋楽って効果あるの?
洋楽で英語学習をする効果って?
具体的に洋楽を使った学習法も知りたい
こんな疑問に答えていきます。
「洋楽は英語学習に向いてるの?」こう考える人は多いと思います。
音楽を聞きながら英語学習ができたら楽しいし、無理せずに続けられますからね。
結論からいうと、英語学習に洋楽は「効果」あります。
とはいえ、単に聞いてるだけでは効果が出にくいのもまた事実。
ということで今回はこの3つのテーマについて解説です。
- 洋楽を使った英語学習法
- 洋楽を使った英語学習への効果3つ
- 英語学習に向いた洋楽の選び方【※好きな曲でOK】
僕も音楽を聞くのが大好きなので、音楽好きには最高の英語学習になると思います。
もくじ
洋楽を使った英語学習法
洋楽を使って英語を学習する手順はこんな感じです。
- 洋楽を選ぶ
- 歌詞を見ないで聞く
- 歌詞を見ながら聞く
- 声に出しつつ歌詞を見ながら歌う
やることはシンプルですが、大事なポイントもいくつかあります。
それぞれ具体的に解説をしていきますね。
①洋楽を選ぶ
まずやることは「洋楽選び」
すでに洋楽を聞くのが好きな人は、その曲を選んでもらえればOK
逆に「洋楽とか聞いたことない...」という人は、後半の章で具体的な選び方を解説してるのでそちらを参考に。
ちなみに僕も、もともと洋楽を聞く習慣はなかったので...
Youtubeでいろいろ検索しつつ、まずは「幸せなら手をたたこう」の英語版から始めました。
日本でもよく知られているし、テンポも好きなのでわりとオススメ。
②歌詞を見ないで聞く
洋楽選びが終わったら、さっそくもう聞いていきます。
ここで知っておきたいのは「まずは歌詞を見ないである程度聞き込む」こと。
賛否両論あるかと思いますが、僕は「歌詞はまず見ないで聞く」派です。
というのも、歌詞を先に見ると「英語をカタカナに置きかえがちになる」から。
小さな子であればまだ良いですが、大人は特に「カタカナ英語」になりがちです。
リスニング力を上げるためにも、カタカナ英語はここで卒業する必要があります。
なのでまずは「英語の音(発音)をしっかり耳になじませる」ために、歌詞は見ないようにしましょう。
どちらかというと「英語の発音を知るためだけ」になるのが目的だったりします。
洋楽に慣れるのが大事なので、肩の力を抜いてやっていきましょう。意味を追いながら聞くとか、聞き取りに集中しまくるとかはしなくて大丈夫です。
③歌詞を見ながら聞く
回数をこなして聞いたら次は「歌詞を見ながら聞く」です。
何百回と聞いてると
- とりあえず聞き取れる英語
- 何回聞いてもわからない英語
に分かれてくると思います。
(※意味までは聞こえててもわからなくてOK)
この中で「何回聞いてもわからない英語」は意味や発音も調べておきましょう。
単語だけみてわかっても、意味や発音がわかってないと「聞こえるけど意味がわからない」ってことになるので...
発音がよくわからないという人は、Youtubeや発音の本を利用して、発音の勉強も同時並行で進めます。
最後のステップで「実際に歌う」ので、カタカナ英語になりがちな人は「正しく発音する練習」はしておくといいですね。
少なくとも英語の聞き取りはかなり楽になってきますよ。
④声に出しつつ歌詞を見ながら歌う
最後は「声に出しつつ歌詞を見ながら歌う」です。
実際に声に出して、自分の口からでも英語をいう練習をひたすらやります。
というのも、リスニング力UPには「自分が言える英語を増やす」のが1番効果があるから。
「聞き取れる英語=自分が言える英語」なので、自然に出ちゃうくらいが理想です。
目標としては「歌詞を見ないで歌える」くらいがいいですね。
いきなりすべての歌詞を覚えるのはしんどいので「サビだけ歌える」くらいは目指したいところ。
もちろん歌うときは「歌詞の意味」もイメージしながらです。
(※日本語で考えないクセもここでつけていく)
あくまで聞こえてきた歌詞通りに、意味を理解する訓練もしていきましょう。
洋楽を使った英語学習への効果3つ
洋楽を聞いて英語学習をすると得られる効果は3つあります。
- リスニング力が上がる
- 単語や表現を覚えられる
- 自然に表現が口から出るようになる
それぞれ順番にみていきます。
①リスニング力が上がる
まず洋楽を聞くことで「リスニング力」はまず確実に上がります。
というのも、何度も同じ洋楽を聞きながら、さらに口に出す練習をするから。
先ほどもいったように「聞き取れる=言える」英語ですからね。
もちろん聞くだけでもリスニング力はそこそこ上がるのですが...
やっぱり実際に声に出したほうが、早く効果は出ますし上達もしやすいです。
リスニング力があれば
- 英会話のやりとり
- リスニングのテストや試験
- 映画やドラマの視聴
なども楽になってくるのでメリットは大きいです。
英語が聞き取れるようになると、出来ることも増える点も○
②単語や表現を覚えられる
洋楽を何回も聞くことで「単語や表現を覚えやすい」という効果もあります。
理由はシンプルで、何度も歌詞を見たり、口に出したりするから。
僕もそうですが「すぐに忘れやすい」人って、単語を見る数が少なすぎるってパターンがあります。
なので、単純に見る回数を増やせばそのぶん頭に残るので覚えやすくなりますよ。
洋楽はリスニング力を鍛えるためにやる英語学習って思いがちですが...
自分が知ってる単語や表現を増やしたい人にも効果的です。
③自然に表現が口から出るようになる
最後は「自然に表現が出るようになる」です。
正直、これが1番英語の学習をしていて嬉しい効果だと思います。
というのも「英語がすっと出てこない」のは、英語学習者が持つ大きな悩みの1つだから。
これも②と同じく、何回も声に出しながら歌うことで「無意識に歌詞の表現が出てくる」ようになるんですよね。
これは洋楽に限らず、日本の曲を聞いてるときでも同じことです。
ふとしたときに無意識に「口から好きな曲のサビを口ずさんでる」こういう経験をしてる人は多いハズ。
暗記とはまた違って、ホントにフレーズが自然に出てくるので「英会話の上達」にも繋がります。
歌ってるうちに、歌詞のイメージもわかってるので「スムーズな返答ができる」のも大きいですよ。
英会話でなかなか言いたいことが出てこない人は、瞬間英作文もいいですが「洋楽の歌詞」を利用するのも手です。
英語学習に向いた洋楽の選び方【※好きな曲でOK】
英語学習で聞く洋楽の選び方ですが...
結論をいうと「自分が好きな曲」でいいと思います。
好きじゃない曲だと、途中で飽きたり、毎日聞くのが苦痛になるからですね。
実際、僕も「好きな曲じゃないと続かない」性格なので...
洋楽選びやアーティスト選びはわりと自由にしたほうがいいかと。
ホントに何回も聞くことになるので、ここは自分の趣味嗜好にあわせて選ぶべきです。
とはいえ「洋楽をよく知らない」「聞き取りがまず無理」って人は、選ぶことがまず出来ないと思います。
なのでそういう人は「ディズニー系の洋楽」を選ぶのがオススメです。
(※アナ雪のlet it goとかinto the unknownとか)
比較的、ハッキリと発音が聞こえるので、まったく聞き取れないってことは少ないと思うので。
あとは中学生の英語の授業で聞いたことのある曲とかですね。
僕の場合は「we are the world」とか「top of the world」あたりがそうです。
全く知らないものよりも「聞き馴染みがある」曲を選ぶほうが始めやすいですよ。
【まとめ】洋楽を使った英語学習は「リスニング力UP」「英会話」に効果的
今回の内容をまとめます。
- 洋楽をまず選ぶ(※好きな曲でOK)
- 歌詞はまず見ないで聞く
- その後に歌詞を見て聞く(※知らない単語は調べる)
- 意味をイメージしながら口に出して歌う
- 洋楽は「リスニング力+英会話」の上達に効果的
洋楽は音楽を聞くのが好きな人には、ホントにおすすめしたい英語学習です。
楽しくやりつつ、聞き取れる英語も増えるし、会話で言える表現も増えるので英会話でも役立ちます。
どちらもすぐに効果は出ないため、毎日やらないといけませんが「音楽を聞きながら」出来るので挫折もしづらいです。
そういう意味でも、洋楽を使った英語学習は「音楽を常に聞いてる」人にはピッタリですよ。
とにかく「毎日の積み重ね」が大切なので、さっそく今日から始めていきましょう!