
みんなが英語学習をする目的って何だろう?
目的によって学習法もやっぱり違うのかな
ゼロから始める人は何からやるべき?
こんな疑問に答えようと思います。
昔とくらべて「英語学習」に興味をもつ人、始める人が増えてますよね。
これを見てる人も少なからず、英語を始めようかどうか迷ってると思います。
とはいえ、語学ってハードルが高い分、なかなか始めにくいのも事実。
始める前に「みんなが英語学習をする目的」これが気になる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回のテーマはこの3点について。
- 英語学習をする目的9パターン【※大学の友人にも聞いてみた】
- 英語学習は目的によって「学習法」も違います
- ゼロから語学を始めるならまず「中学英語」から
これを書いてる僕も、大学時代に語学の大学に通ってました。
定員もほかと違って少ない傾向があるので、やっぱり世間的には珍しい人たちだと思います。
ということで、大学にいた友人も含めて学習目的を解説するので参考になれば嬉しいです。
英語を学ぶ理由やメリットや英語学習の目標設定例を知りたい方はコチラもどうぞ。
もくじ
英語学習をする目的8パターン【※大学の友人にもアンケート】
英語を学習する目的を大まかにわけると以下のとおり。
- 留学のため
- 英語を使った仕事につきたい
- 転職や出世のため
- 海外旅行をしやすくする
- 趣味のため
- 将来「海外」に住むため
- シンプルにかっこいい
- 子どもの英語教育のため
定番な理由から、ちょっと変わった理由もあります。
それぞれ順番に解説していきますね。
①留学のため
「留学のために英語を勉強する」これは英語学習の定番ですね。
実際、僕のいた大学でも在学中に留学した友達はわりといました。
もちろん留学をする理由としては
- 日本で出来ない体験をしたい
- 語学力をさらに上げたい・磨きたい
- 他国の人とコミュニケーションを取ってみたい
などなど。
当たり前ですが、留学をするなら「語学学校」のほうがしやすいですからね。
制度もいろいろ用意されてるので「語学大学のために英語を頑張る」とも言えます。
②英語を使った仕事につきたい
「英語を使った仕事につきたい」これも英語学習の目的になりやすいです。
というのも、英語ができることで
- 応募できる求人が増えやすい
- 仕事の選択肢が増える・広がる
- 日本の給料が安い・不満がある
といったメリットやデメリットを解消する手段になるから。
これもいうまでもないですが「日本語+他の言語」が出来たほうが、仕事の幅は広がりますよね。
ほとんどの人は「語学」なんて勉強しないので、英語を学んでる時点で有利な部分もあります。
もし日本で理想の仕事につけなくても、他の国でチャンスを掴めるかもしれないのは大きいです。
③転職や出世のため
「転職や出世のために英語力が必要...」こういう人も多いハズです。
というのも今の時代、英語が必要とされる場面が増えてるから。
- 海外の取引先と「英語」でやりとりする
- 英語のメールや書類を扱う仕事が増加
- 日本以外の国で「海外展開」する企業も増加
- 海外出張のため「一定の語学力」がないとダメ
- 出世や昇進の条件にTOEICが求められるケースも
英語が必要ってきくと「外資とか大企業くらい」ってイメージがありますが...
実際は、中小企業でも当たり前のように求められるような時代になってますよ。
僕の経験談でいうと「スマホショップ」でも英語力が必要になる部門があったくらいです。
30代から仕事で英語が必要になるのはよくあるケース。
20代から先を見据えて、英語学習するのは賢い選択だと思います。
④海外旅行をしやすくする
「海外旅行で困らなくするため」これもあるあるです。
大学生になると、夏休みとか春休みで海外旅行しまくる友達はいましたからね。
普段から英語に触れてると、海外旅行もかなり行くハードルが下がってきます。
(※ほぼ毎日、外国人と触れ合う機会にも恵まれてるのもある)
- 相手から話しかけられても会話できる
- 見知らぬ人と知り合いになるチャンスになる
- 困ったこと・聞きたいことを英語でちゃんと聞ける
- やはり話せるほうが旅行をもっと楽しめるようになる
せっかく海外に来たのに「何も話せない・ジェスチャーが多い」だと少し味気ないですよね...
旅行先で困らないためもありますが、シンプルにより旅行を楽しむために英語学習に興味を持つ人は多いですよ。
知り合いでも留学後「もっと人と話せる英語力をつけたい」って後悔する人はいた気がします。
⑤趣味のため
「何か趣味を作りたくて語学を始めた」というパターンもあります。
語学を始める人って、何かしら目的があるケースが多いのですが...
中には少し変わった理由やきっかけで始める人もいます。
私が行ってる市内の2つの英会話サークルは、私以外は60代70代のいわゆるシニアの人ばかりです(^^) 私も若くないですが、私より若い人たちは仕事や他の趣味や子供のことが忙しくてめったに顔を出しません(^ω^)
— ゆん@初hearing aids10ヶ月め すっかり慣れた♥ (@lovemyoticonopn) February 8, 2020
Twitterにあるように、若い人よりも「高齢者の趣味」に語学学習をするケースもあります。
語学ってすぐに終わるものじゃないですし、頭もほどよく使うので時間つぶしにはもってこいです。
他の趣味と違って「そこから他の趣味に横展開できる」のもポイントですね。
⑥将来「海外」に住むため
「将来、海外で暮らすため」こういう未来を見据えてる人もいますよね。
僕が英語学習をしてる理由の1つがこれだったりします。
一口に「海外で暮らしたい」といってもいろんな理由があります。
- 他の国でゆったりと過ごしたい
- 日本の文化が自分にあわない
- リモートワークで日本にいる必要がない
- 日本の仕事がしんどくて海外で仕事をしてみたい
- 日本にいると花粉症がキツすぎる(※僕のケース)
英語はいろんな国で話されてるので、暮らす場所が広がるのはメリットです。
環境を変えることで、解決する問題や悩みもあるので良いことだらけです。
将来的に「住む国を変えたい」という理由で勉強してる人も少なくないですよ。
⑦シンプルにかっこいい
「英語が話せるとカッコいい(※評価が上がる)」これもあると思います。
要するに「下心」みたいな理由で始める人もいます。
ちなみに「そんな理由で語学って続けられるの?」って思われがちですが、意外と続きます。
というのも、カッコいいにしろ、評価が上がるにしろその先に「叶えたい目標」が少なからずあるから。
例えば、僕がいた語学大学で「TOEICを200点台→800点台」まで上げた人がいました。
なぜそこまで頑張れたのか聞くと「海外で白人の彼女を作るため」って答えてました...
下心丸出しの理由ですが、やっぱりこれが原動力になって頑張れるんだと思います。
ということで、コレと言った目的がない人は「ちょっとした下心」で頑張ってみるのもアリですよ。
意外と続けられるようになります。
⑧子どもの英語教育のため
最後は「子どもの英語教育のため」です。
ここ最近になって、自分のためというよりは「子供のため」に英語学習をする親も増えてますね。
いわゆる「お家英語」といったところでしょうか。
というのも、2020年から「小学校から英語が教科化」されるから。
今までは必修化だったので、無理して子どもも頑張る必要はなかったのですが...
2020年からはそうは言ってられない状況になります。
具体的にいうと
- 子どもがわからないと親も困る
- でも親も子どもに英語を教えられない
- 自分ができないのに「英語やりなさい」って言い辛い
こんな感じです。
英語学習って「自分のためにやる」イメージが何かと強いのですが...
中には「子どもに自分が教えられるようにする」ために英語を始める人・家庭も増えてます。
関連記事
英語学習は目的によって「学習法」も違います
言うまでもなく、英語の学習は目的によって「学習方法」は違います。
わりと勘違いしてる人が多いので、注意しておきましょう。
具体的にはこんなアプローチをしてる人です。
- 旅行がしたいのに映画で勉強
- 会話をしたいのにインプットばかり
- 資格の勉強をするのにオンライン英会話
完全にムダとは言いませんが、やっぱり少し遠回りだったりします。
すでに英語がある程度分かってる人、ちょっとだけ忘れかけてる人は「簡単なおさらい」だけすればOKです。
あとは自分の目的に合わせて、教材を買ったり、スクールに通ったりして勉強していきましょう。
逆に「英語力がゼロです...」という人は、基礎からまず始める必要がありますよ。
ゼロから語学を始めるならまず「中学英語」から
「ゼロから語学を始めるには何からやれば?」という人は多いと思います。
結論からいうと「中学の英語から始める」これがベストです。
英語学習は目的こそいろいろありますが、もとになる知識は「どれも同じ」だからです。
少なくとも、中学英語を抑えておけば以下の知識はつきます。
- 英語の語順やルール
- 日常生活でよく使う単語や表現
- 疑問文や疑問文の答え方
中学英語をしっかりやるだけでも「簡単なことは言える」ようになります。
今は初心者向けにわかりやすい教材や学習アプリがある時代です。
- スタディサプリ(14日間無料):解説が動画授業で飽きない&わかりやすい
- 世界一わかりやすい中学英語の授業:解説がとにかく親切
- 中学英語をひとつひとつわかりやすく:英語の入門向け
- 中学校3年間の英語がしっかりわかる本:過去に挫折した人にも○
後は必要に応じて、高校レベルの英語、英会話の勉強、旅行や趣味のための英語学習にシフトしましょう。
【まとめ】英語学習をする目的はさまざま【※英語を使って何をしたいかが大事】
ここまで「英語学習の目的」について解説してきました。
結論からいって英語学習は「英語を使って何をしたいか?」これをまず考える必要があります。
つまり目標設定ですね。
別に「話す」だけにこだわる必要はないと思います。
英語を使って、何か読めるようになりたいとか調べ物ができるようになりたいでもOKです。
これといった正解はないので、メチャクチャ立派な目標を決めようとしないことも大事ですよ。