■シャドーイングって本当に効果あるの?
■英語をひたすら読んで上達するとは思えないけど…
■実際に効果を実感できた人のやり方を聞きたい
こんな疑問に答えようと思います。
英会話やリスニングの勉強で「シャドーイングが効果ある」って1度は聞いたことがあると思います。
自分も最初は「いや、耳を鍛えるなら聞いたほうが良いのでは?」と思ってました…
でも結論からいうとシャドーイングは効果があります。
(※もちろん正しいやり方をする必要がありますケド)
そこで今回のテーマはこの3点について。
- シャドーイングの効果を実感した私の勉強法
- 意味のないシャドーイングNG集
- シャドーイングでオススメの教材【※選び方はシンプル】
ちなみにシャドーイングをする前の私はこんな感じ。
以前の私
- 英語が耳に入ってこない
- 何を言ってるかもほぼわからない
- 何とか聞こえた単語で内容を予想
ぜひ今後の英語学習の参考になればと思います。
もくじ
-
シャドーイングの効果を実感した私の勉強法
- ①シャドーイングの前にディクテーション
- ②初めはスクリプトを見ながら声に出す
- ③舌が回らないときはスピードを落とす【※休憩も大事】
- ④イメージとセットで言えるようにする【※目標はココ】
- ⑤シャドーイングの効果がでる期間【※2~3ヶ月が目安】
-
意味のないシャドーイングNG集
- ①シャドーイングをする回数が目標になる
- ②舌が回らないのにシャドーイング
- ③イメージが湧かないまま読む
- シャドーイングでオススメの教材【※選び方はシンプル】
- 【まとめ】シャドーイングは「継続」すれば効果はでる【※舌が回らないのは当然】
シャドーイングの効果を実感した私の勉強法
私が実際に効果を実感したときの勉強法はこんな感じ。
- シャドーイングの前にディクテーション
- 初めはスクリプトを見ながら声に出す
- 舌が回らないときはスピードを落とす【※休憩も大事】
- イメージとセットで言えるようにする【※目標はココ】
- シャドーイングの効果がでる期間【※2~3ヶ月が目安】
1つずつ順番に解説をしていきますね。
①シャドーイングの前にディクテーション
まず「シャドーイングの前にディクテーション」をします。
(※ディクテーション:流れてきた英文をそのまま書き取る練習のこと)
「え?シャドーイングからやらないの?」って思うかもしれませんが…
その理由はシンプルで「聞き取れない単語=自分が言えない単語」だからです。
当たり前ですが、自分が聞き取れない単語は言えないし、耳にも入ってこないんですよね。
なので初心者ほどシャドーイングよりもまずディクテーションをオススメします。
もちろん初めは「短くてカンタンな表現」からでOKですよ。
②初めはスクリプトを見ながら声に出す
ココから早速シャドーイングを始めます。
まずは「スクリプトを見ながら声に出す」練習でいいと思います。
でもここで初心者も意識してほしいポイントが3つあります。
具体的には
- 本文の意味がしっかりわかっている
- なるべく音声を真似しながら言う
- 英語の語順で意味をとる
こんな感じですね。
1つ目はいうまでもありません。
意味がわからない英文が言えるようになっても効果でないですからね…
④でも触れますが「意味とセット」を意識してシャドーイングです。
2つ目も結構大事で…
なるべく音声通りに言えるようになるのが理想です。
英語は「音が変化する言語」なので、単語と単語同士がくっついて「別の音」になりやすいです。
そこも理解しつつ言えるようになりましょう。
3つ目は最初はハードだと思います。
なので初心者のうちは「短い&カンタン」な文で、英語を聞こえてきた順に理解する練習をしていきます。
正直、この3つを意識するだけでも闇雲にやるよりは効果が出やすいハズ。
③舌が回らないときはスピードを落とす【※休憩も大事】
「舌が回らないときはスピードを落とす・休憩する」
言うまでもなく、シャドーイングで口をいつも以上に動かすので…
思うように舌が回らない、口がすごく疲れることはよくあるんですよね。
なので対策法として
- 舌が回らない:音声のスピードを落としてシャドーイング
- 口が疲れる:適度に休憩をとる
これが大事ですよ。
この後で「効果が出にくいシャドーイング」も解説しますが、もう少し掘り下げてお話しますね。
④イメージとセットで言えるようにする【※目標はココ】
「イメージとセットで言えるようにする」
シャドーイングの最終目標とも言えますね。
もちろんシャドーイングをやる目的として
- 聞き取れる単語・表現を増やす
- 英語のスピードについていく
- 英語の語順で理解する力をつける
こういった力をつけるというのもあるのも事実です。
とはいえ、一歩レベルを上げるなら「イメージも一緒に出てくる」までやりこみたいところです。
シャドーイングをしながら日本語に訳すのはかなり脳に負荷がかかると思うので。
大雑把でもいいので、シャドーイングをするときにイメージもあわせて言える練習もしていきましょう。
⑤シャドーイングの効果がでる期間【※2~3ヶ月が目安】
「シャドーイングってどれくらいの期間やれば効果でるの?」
こういう疑問をもつ人も多いと思います。
ハッキリとした期間は正直ないですが、目安として「2~3ヶ月」はやってほしいです。
結果を早く求めたい気持ちはわかるのですが、どうしても期間は必要ですからね。
実際に私がシャドーイングの勉強をしていて思ったことなんですが…
勉強法ややり方が大事なのは前提として、効果が出るまでの期間「継続して続けられる」ことも同じくらい大事なことだと思います。
なので最低でも「2~3ヶ月」くらいは腐らずにコツコツやってほしいですね。
とはいえ「それでも少しでも早く効果を実感したい」という人に向けて、「このやり方はNGですよ」という勉強法も紹介しておきます。
効果が出ない時期にやりがちなことばかりなので、1度目を通しておくことをオススメします。
意味のないシャドーイングNG集
具体的にはこの3つです。
- シャドーイングをする回数が目標になる
- 舌が回らないのにシャドーイング
- イメージが湧かないまま読む
上でも少し触れましたが、もう少し掘り下げてお話します。
①シャドーイングをする回数が目標になる
「シャドーイングをする回数が目標になる」
これはあまり良くないです。
というのも、あくまで「音声についていく」ことが目標ですからね。
正直「◯◯回やればOK!」というものはないんですよ。
数回で問題なくシャドーイングできればそこで終了。
舌が回らないなら、速度を変えつつ少しずつ付いていけるようにシャドーイング。
大事なのは「最終的に自分が言えるようになる」ことがゴールです。
なので回数ばかりにフォーカスしないように注意しましょう。
②舌が回らないのにシャドーイング
「舌が回らないのにシャドーイング」
実は私もやりがちでしたが、これもNGです…
どうしても慣れないとき、うまくシャドーイングできないときって
「もう面倒だからちょっと誤魔化したれ!」ってなるときがあるのですが…
でもそれって結局「言えない=聞き取れない」ってことなので、聞き取る力とか話す力が伸びないんですよね。
英語を話す機会がない人にとって「舌が回らない」のは自然なこと。
なのでうまく舌が回らないからと言って、投げやりにならないことも大事ですよ。
③イメージが湧かないまま読む
最後は「イメージが湧かないまま読む」こと。
これもシャドーイングの練習にありがちなことです。
何度もやるうちに「音声についていくことだけ」が目的になってはダメです。
そこにプラスして「読みながらイメージも出てくる」ようになるのが目標ですからね。
ただ聞こえてきた英文を読んでるだけだと「お経」みたいになっちゃいますから…
これは未だに私も注意してることなので、本当に気をつけましょう。
シャドーイングでオススメの教材【※選び方はシンプル】
「シャドーイングでオススメの教材ってありますか?」という人のために、いくつか選び方を紹介します。
とはいっても選び方はとてもシンプルで
- 自分の英語レベルにあったもの
- 目的にあったもの
- 音声スピードをある程度調整できるもの
この3点を押さえたシャドーイング教材であれば問題なしです。
ついでなので、初心者の人にも使いやすいオススメ教材もピックアップしておきますね。
オススメの教材
- 音読パッケージトレーニング:練習法を1つ1つ丁寧に解説&速度の調整可
- スタディサプリ日常会話(1週間無料):英語の学習アプリ&日常トピックが豊富
- スタサプTOEIC(※1週間無料):英語アプリ&ビジネス英語で練習するならコレ1択
テキスト系は「安く済む」のが売りです。
一方アプリ系は「場所を選ばずに練習できる」のがメリットですね。
なので自分の生活スタイルにあった教材を選ぶのが1番ですよ。
【まとめ】シャドーイングは「継続」すれば効果はでる【※舌が回らないのは当然】
今回の内容をまとめます。
- ①ディクテーションから始める
- ②スクリプトを見ながら読む
- ③イメージが自然に湧くまでやる
- シャドーイングの効果は「2~3ヶ月」が目安
- 舌が回らないのは自然なこと
ここまでシャドーイングの勉強法について解説をしてきましたが…
やっぱり1番大事なのは「継続できるか?」だと思います。
私もそうでしたが、なかなか上達してる実感がない時期でも継続できるかがポイント。
なので、早く効果がでることを期待するよりも、少しずつでも「自分が上達している」と褒めるのも重要だと思いますね。
数日、数週間だけではなかなかわからないと思うので、コツコツ焦らずにやっていきましょう!