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【英語】仮定法の使い方とルールをわかりやすく解説【※イメージ付き】

投稿日:

yuki

仮定法のルールがよくわからない...

仮定法と直説法の見分け方って?

仮定法で時制が過去形になるのはなぜ?

 

こんな疑問に答えていきます。

 

英語の仮定法って難しく感じますよね。

日本語であればシンプルなのですが、英語になると一気にわかりにくく感じます。

というのも、英語では同じ仮定の話でも「2種類の仮定法」があるから。

ここが皆さんを困らせてる原因だったりします...

 

そこで今回のテーマはこの3点について。

  1. 英語における仮定法のルール【※直説法の違いも解説】
  2. 仮定法の使い方【※現在~未来まで】
  3. 仮定法の見分け方は「if」じゃない

仮定法の理解を深めれば、テストはもちろん、英会話でも役立ちます。

ぜひこの機に、仮定法の使い方やルールを押さえておきましょう。

 

英語における仮定法のルール【※直説法の違いも解説】

まず仮定法のルールから。

(ここがよくわかってないと、この後の解説がまったくわからなくなるので...)

 

まず英語には「直説法」と「仮定法」の2つの用法があります。

ちなみに「直接法」は間違いなので注意ですよ!

この2つの違いはこんな感じです。

  • 直説法→一般的なことを表現する
  • 仮定法→ありえないことを表現する

ザックリですが、これくらいのイメージでOKです。

 

例えば「友達と何かに乗って出かける」とき、こんな話をするとします。

A「If we go there by train, it will be expensive.」

電車で行けば、(料金が)高くなるよ。

これは「直説法」です。

 

実際に話すような内容なので「一般的なこと」を表現してるわけです。

 

一方で「友達と遠くからディズニーランドに行く」とします。

A「If we went to Disney Land by car, it would be cheaper...」

B「But I think a bullet train is quicker...」

A「車で行けば、安く済むけど...」

B「でも新幹線のほうが早いし...(新幹線で行こうよ!)」

これだと「仮定法」になります。

 

というのも「車でディズニーランドに行く」のは少なからず2人にとって「ありえない話」だからです。

車のほうが安く済むのですが...

(※実際にかかる「時間」を考えると新幹線のほうが現実的と判断したってことです)

 

こんな感じで、英語では同じ「もし~なら」の話をしていても...

  • 実際にありえること=現在形(直説法)
  • 実際にありえないこと=過去形(仮定法)

という使い分けをします。

 

ではもう少し、この仮定法について詳しく解説をしていきますね。

 

仮定法の使い方【※現在~未来まで】

仮定法にはおもに

  1. 仮定法過去
  2. 仮定法過去完了
  3. 仮定法未来
  4. 仮定法現在

の4種類の使い方ができます。

 

「覚えるのめんどくさそう...」と思うかもしれませんが大丈夫です。

それぞれのルールや見分けるポイントはシンプルなので。

1つずつ順番にみていきます。

 

①仮定法(過去)の使い方【※イメージで理解】

まずは仮定法(過去)について。

 

具体的にはこんな使い方をします。

If you had one million yen, what would you do?

もし1億あれば、何をしたい?

(※小学生の子に向かって聞く)

If you were a bird, where would you go?

もし鳥なら、どこに行きたい?

(※(人間の)友達に向けて聞く)

If I won the lottery, I would go to live abroad.

(※宝くじを1度も買ったことがない人が言っている)

 

仮定法過去はあくまで「今における仮の話」をしています。

(※名前だけみると過去の話だと思いがちですが、実際は「今の話」です)

ややこしいと感じる人は「今の事実と比べて話している」とイメージしてください。

 

ポイント

仮定法過去は「今の話、今の事実と比較して話している」だけ!

時制にとらわれて「過去の話をしている」と思わないことが大事です。

 

②仮定法(過去完了)の使い方【※イメージで理解】

次は仮定法過去について。

仮定法過去の使い方はこんな感じです。

 

If I had known you were in hospital, I would have gone to see you...

もし入院してることを知ってたら、お見舞いに行ったのに...

 

日本語で見ると「仮定法過去と何が違うの?」ってなりやすいので...

もう少しわかりやすく時系列を交えつつ解説すると...

  1. Aさんは数日前に、事故にあって病院へ運ばれた
  2. BさんはAさんが入院してることを「知らなかった」
  3. しばらくしてAさんとBさんが再開
  4. Aさん「実は事故にあって少し前まで入院してたんだよね~」
  5. Bさん「えっ?そうだったの?知らなかったよ...」

こんなニュアンスがあります。

 

さっきは「現在のこと」と比べて話していましたが、こっちは「過去のこと(入院を知らなかったこと)」と比べて話してますよね。

これが「仮定法過去完了系」です。

 

先ほどと同じく、名前だけみるとややこしくなりそうですが...

こっちはあくまで「過去のこと・事実」と比較して話しているんです。

くどいですが「文法用語」にまどわされないようにしましょう。

 

③仮定法(未来)の使い方【※イメージで理解】

最後は仮定法未来の使い方です。

これも早速、具体例を使って解説します。

 

If it should be sunny tomorrow, our picnic would be held.

(万が一)もし明日晴れなら、ピクニックが行われるよ。

仮定法未来ではまず「should」が使われます。

 

仮定法過去や完了では「動詞の過去形」「had+過去分詞」でしたが、未来では「should」を使うんです。

ニュアンス的には「ないと思うけど...万が一」くらいに思ってもらえばOKです。

ただ仮定法未来では、ちょっと変わった使い方が出来ます。

 

例えばこんな感じ。

If it should be sunny tomorrow, our picnic will be held.

ほぼ上の例文と似てますが、最後が「would」ではなく「will」になってます。

 

文としては1語だけ変わっただけなのですが、ニュアンスは結構変わってきます。

would→ありえない話(仮定より)のニュアンスが強い

will→「ないと思うけど、万が一◯◯なら~」くらいのニュアンス

こんな感じで、未来のことを仮定でいうときは「後ろの形はわりと自由」です。

 

そのまま「仮定法」のときもありますし「直説法」のときもあります。

仮定法の授業では「please」で習った人もいると思います。

でも実際は、shouldを使った未来の仮定は、いろんな表現が使えるんですよ。

 

ポイント

ちなみに「仮定法未来でshouldをなぜ使うのか」というと...

  1. should→もともと「shall」の過去形
  2. shallには「神や天の意志」という意味が含まれている
  3. 神の意思なので、本人の意思は「無関係」
  4. 未来のことは本人ではどうしようもないよね

こんな背景があるからです。

この考えから、shouldを使った未来の仮定法は「命令」とも相性がいいわけです。

もともと「神の意思」で◯◯しなさいって意味合いがあるので。

(※仮定法未来は成り立ちを考えるとややこしいんです)

 

④仮定法(現在)の使い方

仮定法で一番ややこしいのが「仮定法現在」です。

というのも、名前は仮定法といってますが、実際は仮定法っぽさがないから。

 

なので、仮定法現在という言葉はいったん忘れて...

「この動詞+thatだと、that内の動詞が原型になる」

これだけ押さえてくれればOKです。

 

その動詞は一言でいってしまえば「命令のニュアンスがある」動詞です。

 

例えば「recommend(提案する)」がそうです。

 

遠回しに「これを選んでおけば間違いないぞ!」って聞こえますよね。

 

他にも...

advice(忠告する)→「こうしたほうが良いよ!(こうしなさい)」

demand(要求する)→「コレ頼むね(コレやっといてね)」

order(命令する)→「あれやれよ(完全に命令口調)」

どれも「命令チック」な表現ばかりです。

 

これらを全部「丸暗記」するよりも、一度単語の意味を考えるといいですね。

意味を見たときに「これは少し命令っぽさがあるなぁ...」と気づけると思います。

 

仮定法の見分け方は「if」じゃない

最後は「仮定法の見分け方」について。

まず大事なのは「仮定法かどうかをifで決めない」ということ。

 

理由はいうまでもなく、ifを自体にはいろんな使い方ができるから。

  1. If it rains tomorrow, I won't go shopping.
  2. If you had a lot of money, what would you buy?
  3. If she had known about it, she wouldn't have bought the book.

①は「副詞節」の使い方、②は「仮定法過去」③は「仮定法過去完了」です。

 

なので「ifだけ」見ても、その文が仮定法なのかどうかわかりにくいんです。

ではどう見分けるかというと「後ろにある助動詞の過去形」です。

上の文でいう「wouldの有無」です。

 

今回はすべてwouldですが、文章によっては「might」だったり「could」のこともありますからね。

ifではなく、必ず後ろまで目を通して「助動詞の過去形があるかどうか?」をチェックしましょう。

 

【まとめ】仮定法は「ありえない」話をするときに使う【※文法用語に囚われすぎない!】

今回の内容をまとめます。

  • 仮定法→ありえない話をするときに使う
  • 直説法→ありえる話をするときに使う
  • 日本語だとその区別が難しいので注意!
  • 仮定法は「現在・過去・過去完了・未来」の4種類
  • それぞれ「いつの話」をしているのかを考えよう

 

初めでも言いましたが、日本人はあまり仮定の話をするとき「使い分け」を意識しません。

というのも、話の雰囲気で「ありえる仮定なのか」「ありえない仮定」なのか察してるからです。

 

でも英語ではしっかり「これはありえる話をしてるよ」「これはありえない話をしてるよ」とハッキリ使い分けをします。

ここが日本人にとって仮定法がややこしいと感じる理由ですね。

 

ぜひ、それぞれの仮定法のイメージを掴んで、使い分けられるようにしていきましょう!

 

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