■英検が大学受験で有利になるらしい
■何級取れると有利になるの?
■大学ごとに違ってたりするの?
新しい大学受験になって、英検の重要度が高まってますね。
センター試験が廃止されたので、少しでも受験を有利にしたい学生は多いハズ。
そこで今回、お話するテーマは
- 英検が大学受験で有利になるのは何級から?
- 大学によっては得点換算してくれる
- 大学ごとに必要な級が違うという話
この3つについて。
受験の制度がややこしいので、ある意味受験生にとってはチャンスかもしれません。
ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
もくじ
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英検が大学受験で有利になるのは何級から?
- 【結論】「英検準2級」が1つのラインです
- 【理由①】準2級から「3技能」が試験に含まれる
- 【理由②】準2級がボトムラインの大学が多い
- 大学によっては「得点換算」してくれる
- 大学ごとに必要な英検レベルが違うという話
- 【まとめ】受験生は「準2級」をまず目標にする【※事前のチェックが大事】
英検が大学受験で有利になるのは何級から?
【結論】「英検準2級」が1つのラインです
受験生はまず「準2級」を取ることを目安に考えましょう。
英語レベルとしては「中級の高校英語」が分かっていればOKです。
受験を意識した高校3年生であれば、そこまで難しく感じることはないと思います。
準2級である理由についても触れておきます。
【理由①】準2級から「3技能」が試験に含まれる
1つ目の理由は準2級では「3技能」が試験に含まれるから。
センター試験を廃止した背景には
読み書きだけでなく、聞く話す力も重要視する
こういった事情もあります。
なので、高校レベルの英語の4技能のうち、3技能までを計る「準2級」はピッタリです。
ちなみに準1級からしっかりと「4技能」まで試験で求められます。
【理由②】準2級がボトムラインの大学が多い
2つ目の理由は「準2級がボトムラインの大学が多い」からです。
これは、英検の公式サイトで大学別に必要な英検レベルを調べられます。
【参考】入試活用の大学検索
こんな感じで、大学ごとに有利になる英検レベルがわかるようになってます。
自分が志望する大学はどれくらいあれば良いのか、前もって調べておくと動きやすいと思います。
大学によっては「得点換算」してくれる
上で紹介したサイトで「得点換算・試験免除」を条件に含めると…
英検のスコアに応じて、入試のスコアを優遇してくれる大学も見つかります。
試験自体が免除になるケースもあれば、大学側で出された試験の結果に英検のスコアを反映させるケースも。
大学によって、制度や換算の幅が違うので、ここも含めてしっかりリサーチしておくといいですよ。
ここまで調べて受ける受験生はあまり多くないと思うので。
大学ごとに必要な英検レベルが違うという話
英検の公式サイトを見ればわかりますが…
大学によって必要な英検レベルは変わってきます。
まだ中には普通の英検だけでなく、TEAPやIELTSといった試験も使える大学もあります。
試験が違えば、大学が条件に出してるレベルも違うので…
受験生の子は、そこも考えて「どの英語の試験で有利にするか?」を考える必要があると思います。
【まとめ】受験生は「準2級」をまず目標にする【※事前のチェックが大事】
今回の内容をまとめます。
- 大学受験を有利にするなら「準2級」から
- 準2級=高校英語の3技能を計るレベル
- 大学によって英検のレベルが違います
冒頭でも言いましたが、センター試験が廃止になって入試の制度がかなりややこしいです。
今回はあくまで「普通に受けられる英検」の話でしたが、大学入学共通テストではまた別の英検を受ける必要があります。
なのでもし、入試の優遇と大学入学共通テストの両方で、英検を活かすならその違いについても把握しておきましょう。